小人の家政婦 3

日本語 MG ページ32

MG「ミンハオ、ゲーム」

MH「やらない」

MG「食い気味に否定すんなよ…何やってんの？

韓国語の勉強？」


珍しいな、いつもはジュニヒョンと

やってるのに。


MH「ううん。日本語」

MG「日本語？？？」


驚いた。ミンハオがそこまで日本語に

熱心だったとは。


MH「なんか悪い？」

MG「いや、別に…」


なんでちょっと不機嫌なんだよ…


MG「そういえば今日の夕飯リクエストしたの

お前？」

MH「は？なんで？」

MG「いや、お前が好きなもんばっかだった

から…いつのまに仲良くなってたんだなと…」


Aヌナとミンハオってあんまり

印象なかったけどな〜


ミンハオはぴたりとシャーペンを動かす手を

止めた。

視線が左を向いて動かない。


MH「…そういえば」


今の間は今日の夕飯を思い出していた

間だったらしい。


MH「は〜もうなんだよ…」


固まっていたと思ったらぱたりと机に

伏してしまった。

なんだなんだどうしたんだ。


MG「どうした？大丈夫か？」

MH「いや…なんかもう、かなわないわ…」



いや、何がだよ。

てか耳赤いし。

コイツに説明する気はなさそうだから、

大人しく引き下がるか。

しつこくすると丸1日何を言っても「うるせえ」

しか返ってこなくなるし。


WN「おいミンギュ、ソクミンもやるってよ。

早く来い」

MG「あっ、はい！」

WN「ハオもやる？」

MH「俺は大丈夫です」

WN「分かった。行くぞミンギュ」

MG「はーい」


ウォヌヒョンとゲーム久しぶり！！！

嬉嬉としてウォヌヒョンに返事をしたら

後ろから「大型犬…」と呆れ声が聞こえてきた

けど、気にせず部屋を出た。



WN「ハオは韓国語の勉強？」

MG「いや、日本語らしいです」

WN「日本語？あいつ日本語得意だっけ？」

MG「や、むしろワークとかは適当に済ませてる

方ですよ。なんかいきなりやる気出した

みたいです」

WN「ふーん…いきなりねえ…」

MG「心当たりあるんですか？」

WN「…いや、特には」

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