不思議なひと ページ28
WN「あ、こんにちは」
『こんにちは、お疲れ様です』
リビングで掃除をしていると、ウォヌさんが
帰ってきた。
部屋に向かうと思ったのだが、私に声をかけた
ソファの横で何故か突っ立っている。
『あ、すみません。邪魔ですね、
すぐどきます』
WN「いえ、大丈夫です。気にしないで下さい」
訪れた沈黙。
き、きまずい…！！
なんでこの人ずっとここにいるの？
無表情だし、視線感じるし…
何考えてるんだろう。
怖い、普通に怖い。
気にしないでと言われたが気にするに
決まっている。リビングは後回しにしよう。
そう決めて掃除機を片付け始めたら、
落ち着いた低い声がかかった。
WN「あの、掃除続けて下さい。お願いします」
『お、お願いします？』
WN「はい」
聞き返したが、ウォヌさんは涼しい顔。
本当に意味が分からない…
今からリビングに居座るから綺麗な方が
良いとかそんな感じかな？
だったらずっとここにいる必要はないと
思うんだけど…
悶々としながら仕方なく掃除を続けた。
やっぱり視線を感じるからやりにくいこと
この上ない。
やっと一段落ついた所で、彼も動いた。
WN「あの、すみません。もう大丈夫です。
ありがとうございました」
『あ、はい…』
お礼を言われる覚えはないけどこの気まずさ
から解放されるのは嬉しい。
今度こそと掃除機を片付けていると、
ウォヌさんは足早に部屋に入り、1冊のノートを
携え焦った様子で戻ってきた。
ん？あのノートって…
WN「今からここで仕事するんですが、
気にしないで下さい」
『分かりました』
そう切羽詰まった調子で言うと彼はソファに
腰を沈め、ノートを開きペンを回し始めた。
ペン回し上手いな…
…じゃなくて。
あのノートって、やっぱり…
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まーまや - めっちゃよかった、、！けど結局くっつかないまま終わったから煮えきらない泣でも、お疲れ様でした (2020年9月22日 7時) (
レス) id: 54f59f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
まーまや - ふぁぁ。。主様のセンスを感じたのが、契約書の条件の最後にメンバーと仲良くすること、って言うのが間を開けて下の段に書いてあった(語彙力)のがセンスの塊だと思いました (2020年9月22日 6時) (レス) id: 54f59f67c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - ユジンさん» コメありがとうございます、最後まで読んで下さりありがとうございました！そう言って頂けて本当に嬉しいです！ (2018年9月4日 15時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - りんかさん» コメ嬉しいです！！長い間お付き合いありがとうございました！！ (2018年9月4日 15時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
ユジン(プロフ) - 完結お疲れ様です、この2人の距離感がすごく好きでいつも更新を楽しみにしてました、。 (2018年9月2日 0時) (レス) id: 74ca2245ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずテム
| 作成日時：2018年6月13日 20時
