小人の家政婦 3

チャイナライン ページ30

『あ、そういえば。

さっきジュンさん宛に郵便が来てたので、

部屋の前に置いておきました』

JN「分かった！ありがと〜」


ジュンさんは足音をぱたぱた鳴らしながら

部屋に行ってしまった。

その後何やら歓声が聞こえてきたので、

良いものが来ていたのだろう。


なんか、ここまでほのぼのとしたキャラだと

凄い調子が狂う…


あのビジュアルからは想像もつかないよな…


MH「あ、Aさん」

『はい』

MH「明日さ、他より早めに帰ってくるから

日本語教えてくれない？事務所から貰った

ワークでどうしても分からないことがあって」

『あ、はい。分かりました』

MH「うん、約束ね」


ミンハオさんは満足気な笑顔を浮かべた。

この会話とこの表情だけ切り取れば真面目で

無邪気な可愛い子なんだけどな…


MH「忘れて帰るとかナシだからね？」


なんでちょっと上からなんだ…

やっぱり生意気。




家に帰ってから考えた。

どうやったらミンハオさんをぎゃふんと

言わせられるんだろう。


てか私日本語ちゃんと教えられるのかな？


心配になってきたぞ…適当なこと言ったら絶対

鼻で笑われるし…

でもミンハオさんってどれくらい日本語

話せるんだ？


うーん分かんないや…

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