12.激レア ページ13
『え…///』
いきなりこんなこと言われても困惑するばかりだろう。
けれど抑えられなかったもんは仕方ない。(開き直り)
「浴衣、俺よりずっと似合ってる。」
女と男を比べるのはいかがかと思うが他にいい言葉が思い浮かばなかった。
『あ、あの、いきなり褒めちぎるのやめてもらえますか?
ダメですそーゆーの。』
照れたのか目を見て話をしない。
こういう河合こそ激レアだ。
「素直になって何が悪い?」
口角をあげながら聞く。
河合はいっきにブワワワと真っ赤になってとうとう手で顔を覆った。
『もう///………ほんと……。』
最後に何か言った気がしたが、よく聞き取れなかった。
「はは、すまんすまん。お前いじるの面白すぎて。」
『や、やめてよそんな性格だったの岩泉くん!?』
「祭りって楽しいな!」
『もはやお祭り関係ないよ〜…』
時間が止まってしまえばいいとはこのことなんだ、としみじみ思う。
河合との時間は誰と一緒にいるよりも早く感じるからだ。
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yuiki(プロフ) - 紫蘇さん» ありがとうございます!男の子視点だったので感情移入しやすい作品を作りたかったので! (2020年1月12日 21時) (レス) id: ecc4c0e98e (このIDを非表示/違反報告)
紫蘇 - 泣きました、めっちゃ良かったです(T−T) (2020年1月12日 21時) (レス) id: 7a199b70b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuiki | 作成日時:2019年7月16日 10時