信じてる ページ31
『僕はテツと同じ意見だよ｡
キセキの世代､みんなを目覚めさせるためなら､僕も…闘う｡』
ブランコから立ち上がり､告げた｡
黄瀬
「…！？なに言ってるんスか！？Aっちが闘うって…
こんなことしたら…わかってるっスよね！？」
さっきは言おうとしたくせに､正論言ってくるんだ｡
『…そうだね｡僕がプレーしたら､＿＿からお叱りが来るね｡』
再び両肩を掴まれた僕は､顔を背ける｡
僕がプレーをすれば､必ず彼が僕に告げるだろう｡
“あれほどするなと言ったのに…”と｡
黄瀬
「分かってるならやめr…
『みんなを助けられるなら｡』なに言ってるんスか！？」
黄瀬の言葉を遮って言う｡
『僕も誠凛のユニホームを着て､
テツと大我と、先輩達と一緒に､みんなの目を覚ましてみせる｡』
僕は黄瀬の目を見てしっかり言う｡
すると黄瀬は､驚いて何も言えなくなっていた｡
僕は黄瀬の横を通り､
下に落ちていたカバンを取り､その場から立ち去ろうとする｡
黄瀬
「…Aっち！今度の試合､絶対勝って､
Aっちの目を覚ましてみせるっス！」
呼び止められて言われた｡
“目を覚まさせてみせる”…か｡
『その言葉､そのままそっくり返すよ｡
僕は誠凛のみんなを“信じてる”｡』
黄瀬「…っ……！？」
黄瀬の目を見て宣言すると､
黄瀬は驚いて固まり､黙ってしまった｡
そんな彼を見て､
僕は心に決めて､その場を離れた｡
黄瀬
「(“信じてる”…俺達の時は言ってくれなかったのに…なんか､スッゲー悔しいっス…
でも今度の試合､絶対勝って､Aっちを助けるっスよ｡)」
Aの居た方向を見て､
黄瀬も決心した顔を見せた｡
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苺姫 - 面白いと思います。ただ助詞の使い方が苦手なのかな？間違ってるところが多々あったので気をつけてください。それと笠松先輩は女性を嫌いではなく、苦手なだけです。気になったので書かせていただきました。更新頑張ってください。 (10月29日 9時) (
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作者名：sky | 作成日時：2023年3月23日 17時
