・ ページ10
「あー…うーん…ウチって優柔不断やけん、あんまウチに判断を任せるのはよしといた方がええで…ウチらのリーダー様はそこんところ鋭いで！」
「あー！無理や！無理！因数分解とか漢文とか分かんねえよ！なあ、アンタ勉強得意やろ？教えてくれや！………教えんの上手いし…」
「お？また本読んでんのか？ほんま好きやな〜…あ、嫌味として言ったわけやないで！ウチも本読めたらよかったんだけど、すぐ飽きちゃうんよ〜…なんか簡単に読める本とかない？」
「うーん…あ、ちょっとちょっと！君！今、計画表書いてんやけど、なんかアイディアない？………ほー…アンタのその考え方、ええな…ウチには出来へんわ…おっけ！参考にするわ！あんがと！」
「何か暇やなあ……おもろいゲームとかないんか？……お！おもしろそうやん！ウチはアンタが提案した遊び、やってみたいわ！これならしばらくお暇じゃなくなるな！さっそくやろうや！」
「お疲れ様〜。どやどや、ウチがいっつもやってるトレーニング方法やで！……なんやアンタ。もうこれぐらいで疲れとるんか？まだまだこれからやで〜！さあ、追加で3周！行くぞー！レッツゴー！」
「ガハハ！…アハハハ！！めっちゃおもろいやん！ウチ気に入ったわ！そのネタ！アイツらにもカマかけてみるのもアリやな…あ、なんでもないで！そんな、アイツらにちょっかい出そうと思ってな………え、なんでバレたん…！？」
「あ………ああ…どうしよ……どうすればいいんや…なんも考えつかんよ…落ち着けってなんだよ……落ち着けるわけないやん！こんな状況！どうしろっていうんや！もういやや！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小鳥遊 | 作成日時：2023年9月13日 17時
