97話 ページ47
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「ただいま〜」
年が明けた後。
Aが戻ってきた。
戻ってきたAを迎え入れたのは、切島だった。
切「Aさん！お帰り！！！」
「お〜お〜、ただいま鋭児郎〜」
傍に寄ってきた切島の頭をわしゃわしゃと、まるで犬を撫でるかのようにして髪をくしゃくしゃにする。
髪がくしゃくしゃでも、幸せそうに笑う切島の姿に癒されているA。
切島の後ろから、爆豪が歩いてくる。
Aの姿を見た時、両手から爆破を行い秒速で飛んできた。
爆「…おかえり。」
「ただいま、勝己。」
切島の頭から手を離し、次は爆豪の頭を目いっぱい撫でる。
切島とは違った、意外と柔らかくてふわふわしている髪が大好きだったのだ。
皆が集まっているらしい部屋に三人で向かう。
扉を開ければ、各々自由に過ごしているのがうかがえた。
いつもフラフラしている燈矢ですらソファで横になっており、居ないのは死柄木だけのようだった。
「あれ、弔は？」
皆それぞれ、おかえりと言葉を紡いでいたが
Aが死柄木の話をした瞬間口を一斉に閉ざした。
それに不信に思ったAは、一番口を割りやすいトゥワイスに問い詰めたのだ。
「なァ、トゥワイス。弔どこ行ったかわかるか？」
トゥ「俺は知らねえ！知ってるぞ」
「ほーう、なんだ？ドッキリかなんかか？」
トゥ「全く違う！！サプライズだ」
サプライズ、ねェ…と呟くA。
トゥワイスの次に口を割りやすい…というより、素直な切島に今度は問いかける。
「なぁ鋭児郎、俺に教えてくれない？
弔がどこ行ったのか。」
切「ぅ……」
切島は顔をすごく歪ませ、言いたくないけど言わないと怒る…？というような瞳を向けた。
自然と上目遣いになる自分の子かァイイ。と思いながらも、一切怒らないことを告げた。
切「…と、むらくんは……弔くんは、Aさんが出かけたその日に、
ドクターの所行って…」
「は、？」
切島から発せられた言葉を理解する前に、Aはドクターの所へ向かった。
明らかに様子の変わったAに、周りは驚いていた。
いつもの余裕そうな顔は崩れ、不安げな表情だった。
顔色は血の気が引いたような色になり、酷く焦っているようだった。
切「…言わない方が、良かったかな」
そう思わざるを得なかった
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そこらへんの草 - うぁ好き (3月19日 21時) (
レス) @page35 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ゆずなさん» コメントありがとうございます！！いや本当に…ない想像力と文才で必死に頑張っております笑 応援ありがとうございます、頑張ります！！！！！ (3月10日 18時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - ヤバい…最高すぎる、、！続き楽しみにしてます^^ (3月9日 21時) (レス) @page27 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - おこたむしそるふさん» コメントありがとうございます！！いや本当に、自分の読みたかったお話をまんま文章に載せているだけで…そんな…有り得ないお話でも、占ツクでは叶えられるのが素晴らしいです…！！応援ありがとうございます！！頑張ります！！！！！ (3月5日 23時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
おこたむしそるふ(プロフ) - こんな話が見たかったんです…マジで好きです。おもしろ度投票毎回更新される度に無効なのに押してます笑頑張ってください！ (3月5日 23時) (レス) @page25 id: 20244b433c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2024年2月18日 2時
