89話 ページ39
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それぞれがドクターに転送をしてもらった。
ちなみに、ドクターの転送に関してはいくらでも出来るようにしてもらったから
使用回数を気にする必要はないようにした。
黒霧の居る俺たちの拠点に戻る。
この作戦に黒霧も連れて行こうかと思ったが、いない方が良いとの判断で拠点に留まらせていたのだ。
「さァて、無事に解放軍も傘下に入れたわけで…」
俺は、ボロボロになって、傷だらけな仲間たちを個性で治療する。
まずはトガ。
トガが一番重症であった。
その次にトゥワイス、弔、燈矢、鋭児郎、勝己の順に治していく。
コンプレスは一番最後でいいと言っていたので、遠慮なく一番最後にさせてもらう。
スピナーも同様だった。
「…よし、これでいいな。」
戦う前のように綺麗になった皆を見る。
周りの奴と談笑している皆を見て、心が温まるのを感じる。
いくら俺の個性で治せるとは言え俺の家族だ。
他人に傷つけられるのは嫌だし、死にかけるのも心臓に悪い。
黒霧に拠点となる場所の座標を教えている時、二回程左腕の裾を引っ張られる感覚があった。
引かれた方を振り向くと、そこに居たのは弔だった。
死「……」
俺の顔をじ…っとみて何だかもじもじしている。
何かあったンかな？と思ったが、先ほど弔に言われた言葉を思い出したのだ。
「ふ、…よく頑張ったなァ…お前は最高だよ」
そう言ってぐりぐりと頭を撫でる。
意外とふわふわしている髪の毛。今回のデストロ戦で原作通り色が抜けて綺麗な白髪になった髪。
あの頃と変わらない、憎悪も悲哀も希望も含んだキラキラしている瞳。
純真無垢、なんて言えないが、純真無垢な瞳だった。
「……なんだお前ら、おい、無言でこっちに来るな、おい！！！！」
俺と弔のことを見ていたのか、じーっと見ていた鋭児郎を筆頭に
勝己もトガも、荼毘もトゥワイスも、スピナーとコンプレスまでも俺の方に来て同じように頭を差し出した。
黒霧は何か微笑ましいものを見るかのような瞳だったが。
「ッ……も、お前ら並べ！！！！褒めちぎる！！」
俺の言葉に皆喜んでいた。
眩しく感じる程の笑顔を俺に向ける。
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＿＿＿あぁ、こんな毎日がずっと続けばいいのに。
なんて無理なことを願ってしまうくらいに。
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そこらへんの草 - うぁ好き (3月19日 21時) (
レス) @page35 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ゆずなさん» コメントありがとうございます！！いや本当に…ない想像力と文才で必死に頑張っております笑 応援ありがとうございます、頑張ります！！！！！ (3月10日 18時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - ヤバい…最高すぎる、、！続き楽しみにしてます^^ (3月9日 21時) (レス) @page27 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - おこたむしそるふさん» コメントありがとうございます！！いや本当に、自分の読みたかったお話をまんま文章に載せているだけで…そんな…有り得ないお話でも、占ツクでは叶えられるのが素晴らしいです…！！応援ありがとうございます！！頑張ります！！！！！ (3月5日 23時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
おこたむしそるふ(プロフ) - こんな話が見たかったんです…マジで好きです。おもしろ度投票毎回更新される度に無効なのに押してます笑頑張ってください！ (3月5日 23時) (レス) @page25 id: 20244b433c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2024年2月18日 2時
