87話 ページ37
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タワーまで行く途中、後方で物凄く大きな爆破音が聞こえた。
今まで聞いたことないくらいの爆破音だった。
死「…勝己か」
「きっと成長したんだなァ…何か見つけたか、個性が伸びたか…」
弔とゆっくり、とは言わずとも走らずにタワーを目指す。
途中途中に現れる解放軍の奴らを壊しながら、殺しながら。
俺の3つ目の個性は、明確な意思がないと発動しない。
右手に「殺したい」といった個性を使う意思を持って相手に触れると、一瞬で肉塊になる。
ただ、弔と違って塵にはならない。
肉塊がそこに残るだけ。あの時のオーバーホールみたいに。
「俺らはさっさとタワーの方に行くか」
とは言え。
未だ弔の個性は本調子ではない。
五指でしっかり触らなければ個性が発動しないのだ。
弔はそこそこ思い出しているが、しっかり思い出してくれないと個性が伸びない。
あ〜どうするかな。
強制的にでも思い出させた方がいいかな。
タワーまでもう少し。
このままいけばトゥワイスがやってくるだろう。
その前に、弔に思い出させないと。
あー、でも。
別に記憶思い出させなくてもいいんじゃね？
個性の使い方を思い出させればいいんだから。俺なら出来んべ。
「…弔。」
死「、？何、Aく」
俺は、弔の右手を掴んだ。
「お前の個性は、こんなんじゃない。
なぁ、見せて。みせてよ、もっともっと壊していこうよ、とむら。
俺に見せて、転弧。」
俺がその名前を呼んだ途端、弔は急に苦しみだした。
頭を抱え、その場に蹲る。
なんだ、結局記憶思い出すんだ。
苦しみだしてから少し経った頃、弔は唸り声をあげるのをやめて立ち上がった。
そして、俺の背後からやってきていた解放軍。
華麗に跳び塀に飛び乗ると、右手を先頭に居た人間の顔に触れた。
そこから、弔が触れていないのに崩れゆく後方の解放軍たち。
あぁ、来た。
個性が元に戻った。
「……おかえり、弔。」
死「…ただいま、Aくん。」
あの頃と同じくらい輝いた瞳が俺を映した。
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改めましてお久しぶりでございます…
あの忙しくて全く更新できずにいました。
更新する詐欺です。
今後流れ可笑しい所あるかもしれません。
精一杯頑張ります…
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そこらへんの草 - うぁ好き (3月19日 21時) (
レス) @page35 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ゆずなさん» コメントありがとうございます！！いや本当に…ない想像力と文才で必死に頑張っております笑 応援ありがとうございます、頑張ります！！！！！ (3月10日 18時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - ヤバい…最高すぎる、、！続き楽しみにしてます^^ (3月9日 21時) (レス) @page27 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - おこたむしそるふさん» コメントありがとうございます！！いや本当に、自分の読みたかったお話をまんま文章に載せているだけで…そんな…有り得ないお話でも、占ツクでは叶えられるのが素晴らしいです…！！応援ありがとうございます！！頑張ります！！！！！ (3月5日 23時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
おこたむしそるふ(プロフ) - こんな話が見たかったんです…マジで好きです。おもしろ度投票毎回更新される度に無効なのに押してます笑頑張ってください！ (3月5日 23時) (レス) @page25 id: 20244b433c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2024年2月18日 2時
