86話 ページ36
・
お久しぶりです…
思ったより時間が取れず更新があまりできませんでした。
これからは更新量を増やしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
＊＊＊＊＊＊＊
爆豪side
俺たちが雄英高校から居なくなってからニュースで俺たちのことが取り上げられることがあった。
だが、それも数日でなくなった。
俺たちをようやく内通者として見たのか、又は探しているのか。
そんなのどうでもいい。
大量の解放軍を目の前に、傷を沢山つけながらも
鋭児郎と背中を合わせて対峙している最中に俺はあることを思い出していた。
＿＿
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
「…え？俺がヴィランになった理由？」
爆「…ん」
まだAさんから本当の理由を聞く前、俺は既にAさんに一度聞いたことがあった。
何故、ヴィランになったのか。
あの時なんて言っていたのか、正確には思い出せないが
俺の心を突き動かすには十分だったような気がする。
「俺は、家族をヒーローに殺されたようなものだから。
だから、今の家族を守るためにもヒーローを殺さないといけない。」
爆「！…俺たちは、家族なンか。」
「あぁ、もちろん！！…血は繋がってないけどよ、俺はお前らを愛してんだ。
だから、お前らのためなら
自分の命だって簡単に捨てられるさ。」
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿
なァんで今思い出したのかなんて、わからない。
でも、充分だ。充分だったのだ。
あの時聞いた言葉に嘘なんて1つも混ざっていなかった。
Aさんは、本当に俺たちのことを愛していて、俺たちのためなら命を捨てられる。
それなら、俺もそれに応えようではないか。
なんて、俺らしくもないことを考える。
背中合わせでいた鋭児郎に、首を動かして耳元で呟く。
この状況を打破するためにはどうしたら良いか。
まァ、1つしかないのだが。
爆「…全員殺す。俺の爆破の勢いでお前を飛ばす。
硬化した身体で目合った奴全員殺すぞ。」
俺にしては随分と単調な作戦だ。
それしか考えられなかった。
がむしゃらにやれば勝てるような相手ではない。人数差がありすぎる。
それに、いくら鍛えているとは言え、鋭児郎の硬化が長時間続く訳でもない。
ただただ、あの人のために。
なァ、Aさん。
俺は、アンタのヒーローになれてるかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 343人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そこらへんの草 - うぁ好き (3月19日 21時) (
レス) @page35 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ゆずなさん» コメントありがとうございます！！いや本当に…ない想像力と文才で必死に頑張っております笑 応援ありがとうございます、頑張ります！！！！！ (3月10日 18時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - ヤバい…最高すぎる、、！続き楽しみにしてます^^ (3月9日 21時) (レス) @page27 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - おこたむしそるふさん» コメントありがとうございます！！いや本当に、自分の読みたかったお話をまんま文章に載せているだけで…そんな…有り得ないお話でも、占ツクでは叶えられるのが素晴らしいです…！！応援ありがとうございます！！頑張ります！！！！！ (3月5日 23時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
おこたむしそるふ(プロフ) - こんな話が見たかったんです…マジで好きです。おもしろ度投票毎回更新される度に無効なのに押してます笑頑張ってください！ (3月5日 23時) (レス) @page25 id: 20244b433c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鼓草 | 作成日時：2024年2月18日 2時
