78話 ページ28
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「おい黒霧…思ったよりくるの早くないか？」
黒「……そうですね」
俺たちヴィラン連合は今、新潟県の山奥にて大型ヴィラン＿＿
ギガントマキアと向き合っていた。
爆「バカデケェじゃねえか…」
切「これどうすんだ！？Aさん！！！」
最近、ヒーローからヴィランに戻った2人もこの場に居る。
髪も染め、あの頃と雰囲気の変わった2人を仲間の前に表すと、多種多様な反応が返ってきたのが懐かしい。
2人のことを抱きしめて離れなかった燈矢の姿が目に浮かんだ。
マ「おまえがオール・フォー・ワンを継ぐ者か」
俺のことを見ながらそう告げたマキア。
先生本当に俺に継がせる気なの？有り得ないんだけど。
継ぐ気ないし、オール・フォー・ワン無くても全部ぶっ壊すし。
一度目の全面戦争でアイツは殺すんだ。
だから、引き継がなくても問題ない。
「俺継ぐ気無いんだけど。」
マ「……」
マキアは俺のことをじっと見る。
原作のように、弔に向けた言葉を俺にも向けるのだろう。
大きな声で泣き叫びながら言葉を訴えるマキアを待つ。
数秒経った頃、マキアが動き出した。
俺に攻撃を与えない範囲にまで近づき、あろうことか両膝をついて俺に跪こうとしていた。
「……は？」
マ「オール・フォー・ワン…貴方が選んだ彼は素晴らしい。
あぁ、主よ。主のお望みならば私はなんだって…」
その場にいたマキア以外の奴全員が固まった。
俺の方を向いて。
…え？
俺そんな強くない…ことは無いけど、マキアに認められるくらい強い覚えはないんだけど。
未だ彼に跪かれてることに驚いている俺を見兼ねたのか、どこからか聞こえたドクターの声に耳を傾ける。
『困ってるようじゃな、Aよ』
「あぁ…ある意味な…」
『一度こちらに来るといい。マキアにも言っておいてくれ』
そこまで言うと、口からいつもの黒い液体が現れる。
皆を見ると、同じように口から出ていた。
「マキア。俺たちは一度ここを離れる。
また戻って来るから、大人しくここに居てくれ。」
マ「主の頼みであればいつまでも。」
主だと認めれば本当に従順なんだな…と感心しつつ
俺たちヴィラン連合は、ドクターの元に転送された。
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そこらへんの草 - うぁ好き (3月19日 21時) (
レス) @page35 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ゆずなさん» コメントありがとうございます！！いや本当に…ない想像力と文才で必死に頑張っております笑 応援ありがとうございます、頑張ります！！！！！ (3月10日 18時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - ヤバい…最高すぎる、、！続き楽しみにしてます^^ (3月9日 21時) (レス) @page27 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - おこたむしそるふさん» コメントありがとうございます！！いや本当に、自分の読みたかったお話をまんま文章に載せているだけで…そんな…有り得ないお話でも、占ツクでは叶えられるのが素晴らしいです…！！応援ありがとうございます！！頑張ります！！！！！ (3月5日 23時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
おこたむしそるふ(プロフ) - こんな話が見たかったんです…マジで好きです。おもしろ度投票毎回更新される度に無効なのに押してます笑頑張ってください！ (3月5日 23時) (レス) @page25 id: 20244b433c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2024年2月18日 2時
