74話 ページ24
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それから数日後、目を覚ました鋭児郎から連絡があった。
と言っても電話だが。
「お。鋭児郎元気か〜？」
切『めっちゃ元気！！！ってもまだ身体痛いし動けないんだけどな…』
はは…と力なく笑った鋭児郎。
幼いころから鍛えてきたので原作よりボロボロでは無いハズだ。
なんなら硬化の強度的には安無嶺過武瑠より更に硬度が高くなっている。
名前は変わらずだが。
切『凄い強い奴がいてな？ソイツの拳を3発は耐えたんだけど、その後飛ばされちまって…
いろいろ考えてたら、とりあえず兄ちゃんに言われたこと思い出して
もっかいソイツとファットの間に入り込んだんだ！！そしたらな…』
と言ったように、俺と話せるのが嬉しい事が電話越しでもわかるマシンガントークと声色だった。
会って頭撫でてェなぁ…どうにかして会えねェもんか。
とモンモン考えていれば、鋭児郎に「兄ちゃん？」と呼ばれた。
外で通話をする際は、いつ誰に聞かれているかわからないので
俺に限らず、連合と話すときは「兄ちゃん」と呼ばせるようにした。
きちんとそれを守って一度も呼び間違えをしたことない鋭児郎はとにかく偉い。偉すぎる。
「あぁ、ごめんな？
頑張った鋭児郎にご褒美あげてェと思ったんだが、気軽に会えないだろ？
だからどうしようかなってさ」
切『ご褒美…！！欲しい！ッけど…そうだよな、会えない、もんな…』
あるはずのない耳がしゅん、と垂れているのが想像つく。
すまない鋭児郎、俺がしっかりしていれば…！！！
「……なぁ、鋭児郎。お前の意思を聞きたいんだけど」
切『…おう』
声色の変化した俺に合わせて、鋭児郎も真剣になる。
これから俺が聞くのは、今後鋭児郎と勝己がどうするかの話だ。
「お前ら2人を、そろそろヒーローからヴィランに連れ戻そうと思って。」
俺の言葉に、鋭児郎が息を呑んだのが分かった。
少し間が空いた。
鋭児郎が息を吸ったのがわかって、次にくる一言を待ち構えた。
切『ッほんとか！！？！嘘じゃないんだよな？！』
「ぐッ！！？」
耳元で大きな声が鳴り響き、耳がキーン…となる。
鋭児郎はとても嬉しそうにしていた。
切『やっと、やっといいのか！！？ッ〜〜〜たァ！！！長かった！！
勝己にも聞いてみるな！！！あとでまた連絡する！！』
そう言って通話は切れた。
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そこらへんの草 - うぁ好き (3月19日 21時) (
レス) @page35 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - ゆずなさん» コメントありがとうございます！！いや本当に…ない想像力と文才で必死に頑張っております笑 応援ありがとうございます、頑張ります！！！！！ (3月10日 18時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - ヤバい…最高すぎる、、！続き楽しみにしてます^^ (3月9日 21時) (レス) @page27 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - おこたむしそるふさん» コメントありがとうございます！！いや本当に、自分の読みたかったお話をまんま文章に載せているだけで…そんな…有り得ないお話でも、占ツクでは叶えられるのが素晴らしいです…！！応援ありがとうございます！！頑張ります！！！！！ (3月5日 23時) (レス) id: 5a1b512830 (このIDを非表示/違反報告)
おこたむしそるふ(プロフ) - こんな話が見たかったんです…マジで好きです。おもしろ度投票毎回更新される度に無効なのに押してます笑頑張ってください！ (3月5日 23時) (レス) @page25 id: 20244b433c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2024年2月18日 2時
