5話 ページ7
・
相「ッが、ぁ！！！？」
現れた脳無によって、上から覆いかぶせられて身動きがとれないイレイザーヘッド。
崩された肘を思い切り捕まれ、痛みに悶える。
「個性を消せる…素敵だけどなんてことはないなぁ」
死「圧倒的な力の前ではつまりただの無個性だもの」
脳無によってどんどんボロボロにされていくイレイザーヘッド。
脳無に対して個性を使うが、素の力でこれほどの力があることに驚く。
まるでオールマイト並みだと感じた。
ズズ…
そこで、死柄木とアスカの傍にワープゲートが現れた。
黒「死柄木弔、アスカさん。」
「黒霧じゃん、13号は？」
黒「行動不能には出来たものの散らし損ねた生徒がおりまして…
一名、逃げられました」
そう、告げられた途端。
ビリッ…と、殺気がその場にはしる。
その事実を告げられた死柄木ですら、一瞬動けなかった。
それは密に水の中からこちらを覗いている生徒も同様だった。
「は？…はー……はァー………黒霧お前、
お前がワープゲートじゃなかったら消してたよ。」
黒「…申し訳ございません」
「まァいいよ、黒霧のご飯美味しいしずっと食べたいし…」
今その発言は関係ない気がするが、まあよしとしようか。
死「うん、さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない…
ゲームオーバーだ。
あーあ、今回はゲームオーバーだ。帰ろっか」
まるで本当に帰るかのような発言に、水から見ていた生徒3人が反応をした。
峰「やっ、やったあ、助かるんだ俺たち」
緑「うん、これだけのことをしといてあっさり引き下がるなんて」
小声でやりとりをする緑谷、蛙吹、峰田。
本当に帰るのだろうか？
オールマイトを殺したいと言っていたのにこんな簡単に
引き下がるものなのかと、緑谷は疑っていた。
緑「 (オールマイトを殺したいんじゃないのか！？
これで帰ったら雄英の危機意識が上がるだけだぞ！？
ゲームオーバー？何だ？何考えてるんだ！？あいつら) 」
緑「 (それに、あのフードを被っている人の声…どこかで…) 」
緑谷が考えている間に、話はどんどん進んでいた。
それはもう、同級生の危機が迫るほどに。
死「あ、そうだ、帰る前に平和の象徴としての矜持を少しでも
＿＿＿へし折って帰ろう！」
その言葉と共に、死柄木は蛙水の顔を五指でつかんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
