4話 ページ6
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現在位置：セントラル広場
イレイザーヘッドと死柄木は、戦闘を行っていた。
攻撃、避ける、避ける、攻撃…
「…24秒」
死「20秒…17秒……」
死柄木は戦いながら。
アスカは外からイレイザーヘッドの観察を続ける。
イレイザーヘッドの個性は、抹消
ゴーグルで目を隠している以上、目が重要なのは丸わかり。
アスカは持ち前の観察眼から気づけたことに嬉しくなり、小さく笑う。
「…ふは、なぁイレイザーヘッド。
お前、一アクション終えるごとに髪が降りるな？」
相「！！」
死「お、アスカもそう思う？俺もそう思ってた…
＿＿動き回るのでわかり辛いけど、髪が下がる瞬間があるよな？」
「しかも、だんだんその間隔は狭くなってる…」
死柄木に一撃を加え、それが隙だと思ったのか
イレイザーヘッドは距離を詰めて肘うちを食らわせた。
＿＿はず、だった。
死「無理をするなよ、イレイザーヘッド」
死柄木は、肘打ちされる寸前でイレイザーヘッドの肘をつかんだ。
五指で。
その瞬間崩れゆく皮膚。
やがて筋肉が見えた頃、イレイザーヘッドは死柄木から距離をとった。
それと同時に、死柄木とアスカの位置が入れ替わる。
「その個性じゃ集団との長期決戦は向いてないよな？」
アスカは頭で考えていたことを、確信をもって告げる。
きっと、死柄木も同じことを考えていた。
「普段の仕事と勝手が違うよね？君が得意なのはあくまで奇襲からの短期決戦だよなァ？」
じりじりと、イレイザーヘッドに近づいていく。
楽しい。アスカはそう感じていた。
プロヒーローを追い詰め、痛めつけ、嬲り、＿＿＿
こんなに楽しいことは無い。
嗚呼、気が狂ってしまいそうだと。
死「それでも真正面から飛び込んできたのは生徒に安心を与える為か？」
手の下から、死柄木はニヤニヤしながら言い放つ。
顔なんて一切見えていないだろうが。
「ところでヒーロー。」
＿＿ﾋﾟﾘｯ
本命は、私らじゃない。
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
