39話 ページ41
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トゥ「八斎會と協力するだって！？」
死「ああ、何度も言わせるな…あちらの計画には十分な旨味がある。」
「だから、トガとトゥワイス…今日から2人はヤクザだ」
ト「！！」
トゥ「つまんねぇ冗談だ！面白ぇよ死柄木、アスカちゃん」
閉じられているはずのブラインドから光が漏れる。
明るいはずなのに薄暗く感じてしまうのは何故だろうか。
「冗談なんかじゃない、トゥワイス。本来なら黒霧も私も持って行かれそうだったんだ」
その発言に連合の皆が驚いた。
まさか死柄木と同じく敵連合のトップであるアスカまで、と感じたのだろう。
マグ「でも、どうやって回避したのよ」
死「俺が全力で拒否した。」
「死柄木を傷つけようとした奴の傍に居れるかっての」
お互いがお互いを想ってるからこその発言だった。
死「まァ実際黒霧は黒霧で今、大事な案件に取りかかってるしな。
移動については地下からのルートで…」
ガシッ
死柄木の前の方にいたトゥワイスが、後ろに回り込んで右肩をしっかりとつかむ。
トゥ「何が旨味だよ！冷徹ぶりゃリーダーか！？
感化されちまったか！？あのマスク野郎に！」
トゥワイスの悲痛な声が響く。
自身がオーバーホールを連れてきてしまったからという責任。
あの時、あの場にアスカが居なければ…
トゥ「あの時アスカが居なけりゃ、マグ姉が死んでたかもしれないんだぞ！
あいつは俺が不用意に連れてきたんだぞ！俺だって人間だぞ…死柄木、アスカちゃん」
トゥワイスはマスクをずらしながら、そう言い放った。
人一倍仲間思いのトゥワイスだから、より責任を感じている。
もし、あの時…なんて考えていると、胸が苦しくなっていた。
トゥ「トガちゃんもよぉ！何とか言えよ！」
その発言に感化されたのか、トガもゆっくり口を開く。
ト「弔くんとアスカちゃんにとって私たちは何でしょう？」
純粋な問い。
トガはゆっくりと2人に近づく。
ト「私にとって連合は気持ちがいい。ステ様がきっかけでした
私も私のやりたいように、生きやすい世の中に、できるものならしてみたいと思うのです。」
ピタッ
2人の前に、止まる。
そして両手に刃物を持ち、2人の首元へあてがった。
ト「ねぇ弔くん、アスカちゃん、何の為に辛くて嫌なことしなきゃいけないの？」
2人は顔を見合わせる。
数秒、見つめ合い、やがて同時に口を開いた。
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
