36話 ページ38
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「しｯ…死柄木ｻｧﾝ…？」
死「…なんだよ」
「トップに立つのは弔だけでは無くって？」
死「は？アスカは俺の恋人だろ。
それにトップは一人なんて誰が決めた。俺はアスカと支配者になりたいの」
いつもなら多少は照れながら発する言葉も、今は状況が状況だからか
いつになく真剣な眼差しだった。
「…ふ、ふふ…そうだな、そうだったわ」
納得したように笑うアスカに、死柄木は安心して再度オーバーホールと話す。
死「俺たちはその力で必ずこのヒーロー社会をドタマからぶっ潰す」
オバ「計画はあるのか？」
死柄木弔「計画？おまえさっきから…仲間になりに来たんだよな？」
ﾋﾟﾘｯ＿＿＿＿
場の雰囲気が変わる。
連合はその気に少し圧倒されるが、トップの2人の背中を見つめる。
オバ「計画のない目標は妄想という、妄想をプレゼンされてもこっちが困る。
勢力を増やしてどうする？そもそもどう操っていく？
どういう組織図を目指してる？」
「…つまり、お前には計画があるわけだな？」
オバ「あぁ。…ヒーロー殺しステインをはじめ、マスキュラー、ムーンフィッシュ…
どれも駒として1級品だがすぐに落としてるな。
使い方が分からなかったか？」
「そいつらを操れないクセに何が勢力拡大？と問いたいんだな」
オーバーホールの言いたいことが手に取るようにわかってしまうアスカ。
どうせ俺の傘下に入れとでもいうのだろう。
そして、自分が次の支配者になるとでも。
オバ「ただ名の膨れ上がったおまえたちがいれば話は別だ。
俺の傘下に入れ。おまえたちを使ってみせよう…そして俺が次の支配者になる」
死「帰れ」
死柄木がそう言った瞬間、マグネが飛び出す。
＿＿＿＿が、それを分かっていたかのように、アスカは腕を横にあげて制した。
「待て、マグネ。」
ピタッ
マグネは飛び出した足を止めた。
普段、アスカはマグネをことをマグ姉と呼ぶのだ。
だが、今回はしっかりと名前を呼ばれた。
いつもより真剣で、仲間に傷ついてほしくなくて、頭に残る声。
真面目な時は、きちんとしたヴィラン名で呼ぶのだ。
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
