28話 ページ30
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死「出来れば少し耳を傾けて欲しかったな。君とはわかり合えると思ってた」
爆「わかり合うだ！？ねぇわ」
「そんなことだろうと思ったけどサ…時間も無いし、ヒーローたちが来ちゃうかも」
死「うん、だから先生…」
『力を貸せ』
死柄木とアスカは同時に同じ言葉を発した。
それに反応するかのように、テレビから声が聞こえる。
AFO「…良い判断だよ、死柄木弔、緑谷アスカ。」
爆「は、先生ぇ？てめェがボスじゃねえのかよ！？白けんな」
死「…黒霧、コンプレス、また眠らせてしまっておけ」
大事なコマとは言え、流石に飽きれて物も言えない死柄木。
元々、餓鬼は好きじゃなかったのだ。
精神的に成長しているとは言え、やはり好きじゃない。
個人的な理由ではあるが、アスカがやけに気にかけているのも気にくわなかった。
爆豪とコンプレスが少々言い合いをしている中、死柄木はアスカのところへ行く。
「…？弔、？」
自分とあまり変わらない身長の彼女に、普段は翻弄されている。
たまには自分がリードしたいと思っているが、彼女に主導権を握られるのは嫌いじゃない。
むしろ好きの領域だ。
ポスッ
肩に顔をうずめる。
ぐりぐりと頭を押し付けるようにしていると、ぽんぽん、と頭を撫でられる。
「甘えたかぁ？…これ終わったらいっぱい甘やかしてあげるからな」
普段から男っぽい口調だったり女性らしかったり、子供らしかったりと
口調がバラバラなアスカだが、死柄木の前ではいつも…
というかほぼ男性に多い口調になる。
そもそも、本来彼女は人を甘やかすのが大好きだから尚更なのだろうけども。
死「んッ…そうする、ッんん…ぅ」
頭を撫でていた手は、ずるずると耳へ移動する。
スリスリと耳を撫でられれば、慣れない刺激に肩が跳ねてしまう。
「本当可愛い、だいすき。」
やがて、そろそろ離れようと顔をあげる。
アスカの方から爆豪のほうへ顔を向けたとき、ソレは鳴った。
コンコン
＿＿＿＿どーもォ、ピザーラ神野店ですー
「…は？」
ドオオオオオオォォォオンッ!!!!
オ「SMASSH!!」
大きな音が聞こえたと共に、壁を破壊したオールマイトが姿を現した。
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
