24話 ページ26
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緑「かっちゃん！！」
爆「来んな、デク」
そうして、爆豪は荼毘と共にげーろへ入る。
最期、アスカがゲートに入る前。
「…目の前で救えなかったねぇ。」
「可哀想にねぇ…」
「自分が救えるべき人間を目の前で取られちゃったね」
「ヒーローなんて、そんなもんだよねェ…」
「個性無い人間には、ヒーローになる資格も無いんだから。」
緑「！！…アスカ、姉ちゃ…」
「残念だよ、出久。」
「無個性じゃなかったんだね。」
蒼い瞳を鋭く光らせ、手を緑谷にかざす。
右から左へとナニカを消すように動かして、ゲートに入っていった。
緑「ッ…あ、れ…？さっきのヴィラン…ッいや、さっきいたのは
蒼い炎を出す男と仮面の男と…かっちゃ…かっちゃん…？？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ああああああああああ！！
悲痛な叫びが、夜空に響く。
目の前で救えなかったのだ。
幼馴染を。
今回の林間学校は、生徒40名の内、ヴィランのガスによって意識不明の重体15名。
重・軽傷者11名。無傷で済んだのは13名だった
そして、行方不明1名。
プロヒーローは6名のうち1名が頭を強く打たれ重体。
1名が大量の血痕を残し行方不明となっていた＿＿
・
「ちゃんと成功したよ」
死「ん、おかえり…で？やりたいことはできたの？」
「もちろん♡ちゃんとその時の記憶も"消してきた"から大丈夫」
翌日になると、テレビの報道は林間学校のことでいっぱいだった。
死「ふふっ、俺らの事盛大に宣伝してくれてホントありがたいよ」
「ね！！なんか有名になったみたいで嬉しいなぁ…
ね？勝己。」
爆「ッ…」
「ちょっと、そんな目で見ないでよ。君のお姉ちゃんみたいなものだよ？」
爆「俺が、俺が知ってるのは…ッ」
目の前には、あの時からずっと行方不明だった
自分の幼馴染の姉だった。
爆豪にとってアスカは、昔から大好きな人だった。
無個性だったにも関わらず、高い運動神経と頭脳。そして自分を年下だからといって
甘やかすのではなく、同年代と対等に接してくれたアスカが大好きだった。
なのに。
どうして。
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
