20話 ページ22
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だから、死柄木はそれをゲームの容量で考えた。
死「今まではさ、ロールプレイングでさ
装備だけ万端でレベル1のままラスボスに挑んでた。
やるべきはシミュレーションゲームだったんだよ」
死「俺はプレイヤーで、あるべきで使えるコマを使って格上を切り崩していく」
今まで下位に居た己が、格上に攻撃をしかける。
どんなRPGでも、経験を重ねればレベルが上がる。
どれが最善で、どれが最悪か。
何をすれば勝てるのか、どんなことをすれば相手がひるむのか。
死「その為、まず超人社会にヒビを入れる。ヴィラン連合、開闢行動隊」
開闢
一般的に言えば、天と地が初めてできた時。世界の始まりの時。
そして、荒れ地などが切り開かれること。
世界を、今のこのヒーロー社会を壊すためにも
この開闢行動隊は必要不可欠なのだ。
死「奴らは成功しても失敗してもいい。そこに来たって事実がヒーローを脅かす」
黒「捨てゴマですか？」
死「バカ言え。俺がそんな薄情者に見えるか？
奴らの強さは本物だよ。向いてる方向はバラバラだが、頼れる仲間さ」
今までならそんなことを言わない死柄木に、黒霧は思わず感動してしまう。
AFOの言う通り、今までの経験は大事だったのだ。
死柄木の成長のためにも。
死「それに、アスカも居るからな。成功は確実だろうけど」
そう言って、右手に持った写真を片手にニコリと笑った。
＿＿＿ルールで雁字搦めの社会、抑圧されてんのはこっちだけじゃない。成功を願ってるよ
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
トゥ「あーダメだ荼毘！おまえやられた！弱っ！ザコかよ！」
荼「もうか、弱えな俺」
「ぶはッ！！！！！！ちょ、淡々と言わないで面白いから！！」
あっはははは！！！とゲラゲラ笑うアスカ。
そんな姿を見て荼毘は目を見開くような素振りを見せたが、すぐ表情を戻す。
トゥワイスにもう一度自分を増やしてもらい、プロヒーローの足止めを行うつもりだ。
その言葉にトゥワイスはまた辛辣な言葉を継げるが、それも面白かったのか
折角落ち着いた笑いを、アスカはまた発生させていた。
まるで緊張感がないが、それはいつものことだ。
「ふふ、ふはは…」
荼「いつまで笑ってやがる」
「ごめんごめ、ブフッ」
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
