19話 ページ21
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＿＿＿＿てめェらの平穏は俺たちの掌の上だということを。
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ピ「さて腹もふくれた！皿も洗った！お次は…」
「「肝を試す時間だ〜！」」
A組・B組がそろって肝を試す時間。
ピクシーボブが皆に説明をし、A組のペアも決めた頃。
「よろしくね荼毘クン、トゥワイスクン」
トゥ「よろしくな！誰だお前」
荼「そろそろだからな」
木々の狭間に三人は待機していた。
刻一刻と、時間が近づいている。
アスカはこの先に起こることが楽しみで口角が下がらなくなっていた。
荼「…お前めっちゃ不気味だぞ」
「は、そんなこと」
トゥ「めっちゃ笑ってたぞ！悪魔みたいだ」
そんな会話にまたしても笑顔がとまらない。
楽しくて仕方がないのだ。
あの頃の地獄のような日々とは違って、自分の好きなことができる今が楽しくて。
「ふは、ははは！！…さ、荼毘。開幕の狼煙をあげよう」
荼「ふ、あぁ。
…さァ、始まりだ」
荼毘は自身の近くにあった木に触れ、蒼く綺麗な炎を繰り出す。
それを見たアスカは、綺麗だなぁ…と思いながらも言葉にはしなかった。
やがて、他の木々も炎で燃やす。
黒煙が立ち上がった時、それが彼らの作戦は開始の合図なのだ。
荼「地に墜とせ、ヒーローという名の偽りの輝きを。
断罪するは我らヴィラン連合、開闢行動隊」
「成功を祈っているよ、二人とも。」
舞台は変わって、敵連合のアジト。
バーカウンターで、死柄木と黒霧は話している。
黒「本当に彼らのみで大丈夫でしょうか？」
死柄木弔「うん。俺の出る幕じゃない。あいつらだけで十分。
つまりさ、ゲームが変わったんだ。」
まるで今までの行動は間違っていたとでも言うような口ぶり。
あの日あの時、平和の象徴を殺そうと目論んでいたのははやかった。
ゲームで言うところの、レベル1だが装備万端でラスボスに挑んでいた。とのこと。
どのゲームでもそうだが、どれだけ良い装備が手に入っても
どれだけ良い技が、仲間がいても、それをこなせる技術がないと意味がない。
自身のもつ技術はどれだけ扱えるか、どれだけ相手に通用するのか。
自身の力量を知らなければならなかったのだ。
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
