18話 ページ20
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ト「弔くんから荷物届いたよ！全員分あるから現地まで運んでくれだって」
マ「疼く…疼くぞ…早く行こうぜ」
マスタ「まだ尚早。それに派手な事はしなくていいって言ってなかった？」
荼「ああ、会った途端に襲いかかって来たくせに急にボス面はじめやがってな…
今回はあくまで狼煙だ。
＿＿＿虚ろに塗れた英雄たちが地に堕ちる、その輝かしい未来の為のな」
「分かってんじゃん、荼毘」
その場に居た4人は、聞こえるはずのない声に驚いた。
声のする方に居たのは、ワープゲートから姿を現したアスカだった。
ト「アスカちゃん！？なんでここに？」
「私も参加したくってね、来ちゃった。」
荼「アイツなら止めそうだけどな」
「まァ私にもやりたいことがあったからね…きっとこの林間学校が終われば
暫く会えないだろうからサ」
なんて意味深な言葉を発したが、その場にいたほとんどは理解できていない。
唯一理解できた奴と言えば。
荼「…無理はすんなよ」
「…なんか優しいね。どしたの」
荼「別に」
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ト「ていうかこれ嫌、可愛くないです」
夜。
作戦の実行が近づいている＿＿＿
見晴らしの良い、崖の上に敵連合は＿開闢行動隊＿は居た。
マスタ「裏のデザイナー・開発者が設計したんでしょ？
見た目はともかく、理には適ってるハズだよ」
「シンプルにかわいくないって話じゃない？」
ト「アスカちゃんの言う通りです。かわいくないって話です。」
現時点でそろっているのは8人。
あと3人揃えば、作戦の決行ができるといったところか。
マ「どうでもいいから早くやらせろ！ワクワクが止まんねえよ」
荼毘「黙ってろイカレ野郎。まだだ、決行は11人全員揃ってからだ。
威勢だけのチンピラをいくら集めたところでリスクが増えるだけだ」
「荼毘って意外と真面目だよね」
荼「は？」
内心ケラケラと笑いながらアスカは告げた。
だって本当のことなんだから。
荼毘は真面目だ。
何もかもどうでもいいと思いながらも、なんだかんだ与えられた仕事はきちんとこなす。
敵連合にはあまり居ない貴重な人材だ。
「やるなら経験豊富な少数精鋭…考えるじゃん。」
荼「まずは思い知らせるだけだ。」
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
