17話 ページ19
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「林間学校？」
死「あぁ。この日にやるらしくてな」
「…ふぅん、なるほどね」
バーのカウンターでトランプタワーを作りながら
死柄木は林間学校の話を始めた。
どうやら先生＿オール・フォー・ワン＿に事前に頼んでいたらしい。
黒「彼らを待機させていた甲斐がありましたね、死柄木弔」
死「まあな」
自身の信念を見つけてからというものの、死柄木はどこか変わったような気がする。
いや、あまり変わっていないのだろう。
だが、成長していることだけは言えるのだ。
義「組合から連絡が来た。明日の朝までに届けるそうだ」
黒「無理なお願いをしました。申し訳ありません」
義「急ごしらえなんで見てくれは悪いが品質は保証するってよ」
そう、義爛と黒霧は話す。
「でもまァ、よく組合がそんな要求飲んだね。
期待でもしてるの？」
義「お、分かってんじゃねぇか…皆あんたらに期待してるのさ。
ヴィラン連合が活気づけば、闇の中でくすぶってる連中が動き出す。
そうなりゃ俺らみたいな者たちもそのおこぼれに預かれる…ってね」
じきに忙しさで手が回らなくなる。
そう死柄木が伝えれば、義爛は楽しそうに笑った。
目的地も、手駒も、獲物もそろっている。
次に敵連合が輝く舞台が決まっている。
「もう、他の連中は向かってんの？」
死「ん…事前に決めてる集合場所に集まってるらしい。アスカも行くの？」
「うん、ちょっと行こうかなって。」
そう言い、出かける準備をすすめるアスカ。
とは言っても何も持つものがないので、いつものようにフードを被り
黒霧に皆の場所へゲートを開くように伝える。
死「アスカ」
ぎゅ
死「…ケガだけは、すんな」
「！…ふは、大丈夫。ちゃんと達成してくるよ。」
ゲートに入る前、アスカを後ろから抱きしめた死柄木は
腕を緩めたときに後ろを向いたアスカによって、唇に軽くキスをされる。
いつも通り顔を赤く染めた死柄木を見て愉快そうに、愛おしそうに笑ったアスカは
ゲートへと足を進めた。
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義「…ウブだね」
死「うるさい」
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酸っぱいばなな - 更新頑張ってください！！！！！！！！ (11月10日 21時) (
レス) @page48 id: ed24fa5325 (このIDを非表示/違反報告)
トロールフェイス - 今、読み始めたばかりですけどおもろいです。更新がんばってください (11月10日 21時) (レス) @page6 id: 26234630b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼓草 | 作成日時：2023年10月25日 18時
