ガーネット(仮)2【原田克美】 ページ4
「で、はゆる嬢ちゃんはなんでココに?」
『今日ひろクン家いてれば、沢田さんと赤木さんに会えると聞きまして!』
「ほーん」
「意味ないからやめとけって言ったんですけどね」
『ひどいひろクン!ちゃんと意味ならあるぞ…! 私が沢田さん赤木さんに会いたいからあーーっ!』
「うん理由になってない」
「そんふたりと知り合いて…嬢ちゃんどーいう娘やねん」
『しがない夜勤アルバイター?』
「今の内に休んどかなくてええのん?」
『それもそうなんですが…。会いたい気持のほーがやっぱしつよくてっ!』
「…ふたりとも喜ぶやろ」
『わっ ホントですか…!ありがとうございますっ!』
「(ん?なんか今の……)なんも礼を言われる程の事やない……」
『あの………、原田さん』
「なんや?」
『いまっ、お茶淹れますねっ!あったかいのと冷たいのありますけど、どっちがいいですか?』
「んー あったかいの」
『あっ、珈琲もありますよ!』
「そーか。そんなら珈琲で。めっちゃ眠いねん」
『はーい! ひろクンには甘いのつくるねっ!』
「あ、りがと……。なんか手伝う事ある?」
『んーと……珈琲どこある?』
「そっから? たしかえーとこの辺に……」
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作者名:一雨@ | 作成日時:2018年10月5日 12時