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。 ページ47
。
目が覚めると
翔君に包まれてる
昨日のことなんてなかったかのように
暖かくて
落ち着く匂い
手長いなぁ、
細いだけでなく
筋肉がついてるのも分かる
昨日の事を無かったことに
出来そうなくらい
平和な朝…
どうしよう…
あれ…翔君の、入学式っていつだっけ？
「ねぇ、入学式っていつ？」
御「……はぁ？」
寝起きが少し悪いのか
面倒くさそうにしてる
御「……入学式ぃ？今日やけどｫ」
「えっ！
なんで言わないの！？」
勢いあまって翔君の頬を叩いてしまった
御「……はぁ！？なんでボク叩くんや」
「はぁ！？うるさい！
どどうしよう…あ！連絡」
オロオロすれば
御「…なんや、来る気なんか？」
「うん、待って…えと
あーーーー！服ない…
どうしよう。カメラもいるし
待って講義……」
御「えぇよ。大変やろ」
「ダメダメ！保護者としての役目」
御「……なぁ、別にキミに
保護者なってほしんとちゃう」
「分かるよ！
ちょっと後でね！」
急いで立ち上がれば
御「首見えんように
痕消えるまで隠しときぃや」
おばさん達はまだ
私が居ることに気づいてない
そっと玄関から出て
家に戻れば
お母さん…
。
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作者名：viran
| 作成日時：2022年4月16日 4時
