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、
目を伏せ
自分の膝に目をやり俯けば
空気が冷たくなった
翔君がどいたからだ…
御「後ろ向いとくから着替えぇや」
「…うん、ありがと」
服を脱いでアンダーウェアを着る
大きいけど少しピッタリしてる
でも袖と着丈が長い
御「着替えたら帰ってもえぇし…
ここに泊まってもええ」
「…えと…」
御「好きにしぃや」
「…ｯ御堂筋君は…どっちがいい？」
御「おってもええよ」
この答えは いて欲しい時…
「…わかった。ありがとね」
布団を勝手に敷けば
御「ほな寝る」
当たり前のように敷いた布団に入る
私はどうすればいんだろう
戸惑っていれば
御「……なんかされる覚悟あるなら
入ってきぃや、
あ、でもボクゥのモンやから
はよ入りいや」
「…えっ…うん」
どっちとも取れる発言に困惑する
また変なことされるんじゃ…
なんて、警戒してる自分もいる
けど嫌じゃないのが問題だ。
もし
またされたら
流されてしまうのでは…
なんて布団の中で、
ぎゅっと体を小さくすれば
御「これで寒ないやろ」
寒いと勘違いしたのか
翔君は抱きしめてくれる。
優しくて純粋なのは変わらないんだ…
少しだけ安心する。
。
御堂筋side
〇
布団に入ってから
小さく身を屈めとる
警戒しとるん丸分かりや
朝逃げられても面倒や
「これで寒ないやろ」
気づいてないふりしたらええか
包み込んだら
逃げれへんやろ
ほんま落ち着くわ…
この匂いも、感触も
譲らへん
。
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作者名：viran
| 作成日時：2022年4月16日 4時
