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。
自分のせいだ
私が、ちゃんとしとけば
酸素が失われていくように
またボーッしてくる
じわりと視界が揺らいでいく
もう何度も酸素を失って
思考回路がストップして
また酸素を与えられ
繰り返されていく。
翔「……はよぉ頷きぃやァ？
そしたらもう許したるし
聞かへんよォ」
思考は止まってるせいで、
その言葉は甘く感じる
石垣君も……守れて
翔君が、許してくれるなら
頷く事しか出来なかった。
翔「ほら、いいやァ
ボクゥの彼女やって」
「あ、ｷﾗくんの、彼女……ですッ」
やっと手を離してくれる……
その一心でうわ言のように呟いた
酸素を取り込み
倒れるようにベンチに体を預けた
涙が溢れて止まらなかった。
自分の不甲斐なさに
ごめんなさいッ
私のせいで…こんな事させて…
ごめんなさい…翔君
抱き締めれる
大きな体が私を支える
暖かい…
何故か安心する
翔君の香り…
もう、どうでもいい…
。
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作者名：viran
| 作成日時：2022年4月16日 4時
