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。
「寝てた」
目を開ければ
毛布が掛けられていた。
横を見れば翔君が
寝ていた
昨日の
翔君が言ってた付き合えばいいって
不安だから言ったんだよね
もう落ち着いてるし……
大丈夫そうで良かった。
外を見れば
朝日が差し込んでいる
……朝日
大切なことを忘れてた
「あ、翔くんんんんんん！！」
胸ぐらを掴み翔君を揺さぶる
翔「はぁ？なんやの煩いわ」
「ヤバいどうしよう！！」
翔「……」
目を細め3角に口を開け
気だるそうにする翔君
「スー……スーツ買ってなかった」
翔「……ほな、行かんやったらえーやろ」
「……や、無理でしょ！」
どうしよう
翔「ほな、黒い服でもきたらえーんちゃう？」
「えっ、ジャケットとかない！」
翔「ほな、シャツとスカート履いたら
よろしいやろ」
「いいのかな……」
翔「なんやのボクの事信用できひんの？」
「わ、分かった！」
お風呂に入る為に帰ろうと立てば
翔「膝、痛ないん？」
ジーと膝を見るので
私も自分の膝を見れば、
擦りむけてる
「……痛いかも！」
翔「気づいてへんなら大丈夫そやな」
「……確かに」
翔「ほな、風呂入ってはよ準備しいや」
翔君の部屋を出ながら話す。
言い方が今日は優しい気する
じっと見つめてくる翔君
まだ不安なのかな……
そう思えば
翔「キミィは僕のモンやろ？」
確認するような顔
まだ不安なんだ
「翔くんのだよ」
段々顔が近づいてくる
顔が近いのはいつもの事。
……ちゅ
リップ音
唇が柔らかい
えっ？？何??
翔君はいつも通り
「……ッ!?」
キス！？ちゅう！？
翔「ボクのモンやから
目移りは許さへんよ」
「……ッ!?」
そう言い、部屋の扉を閉めた。
。
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作者名：viran
| 作成日時：2022年4月16日 4時
