××にしたい Ⅲ 【御堂筋】 (ページ1)

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。石垣君と帰り道ページ1

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最初に切り出したのは
石垣君だった

石「俺らまだ、友達止まりやけど
こ、この際言うわ！」

「ふぇ…え！？あ、はい！」

深呼吸をする石垣君

その緊張が伝わる

石「……ほんまに、好きなんや。」

切なげに私を見つめる石垣君

ずるすぎる…

「あっ、私も好きだよ！
でも年下は…その…」

傷つけないように、
遠回しに言わなければ

こんな誠実な人私には勿体ない…

石「…分かっとる！
………………ｯせやから、
俺は振り向かせる為に頑張りたいから
頑張らせてくれんか？」

すごく、悲しい目。
それでも諦めたくないとゆう
強くて綺麗な意思が伝わる

「…ｯえ、あ、…えと…私なんか
石垣君に釣り合わないし…ｯえと」

顔が真っ赤になる
ドクドクと心音は高鳴る

石垣くんに聞こえてるんじゃないかと
不安になるくらい…

石「頑張っても無理なら諦めよう思ったけど…

ずるいわ…その顔
期待してしまうやろ… 」

「えっ…あ、…それは石垣君もだよ！」

石「ほんまか？そんな顔しとったか！？」

「う、うん…私…こゆのその
あんま経験なくて…恥ずかしい」

石「意識しとってくれとるから
顔が真っ赤やな
脈アリってことやろ？」

はにかみ顔で言われれば

頷いてしまいそうになる。

「し、知らない…」

石「ほな、俺頑張るわ！」

純粋で健気な笑顔を
向けられ焦ってしまう

「…ｯや、やめてよ。
私どうしたらいーか分かんない」

石「ええんや、分からんで
あとは俺の頑張り次第やからな」

頭を撫でられる

その手にすら、照れてしまう。

「っ、その…えと…」

石「ほな、また連絡するわ」

そういい去っていった。

気づけば家の近く。

火照った顔を冷ますために
近くのコンビニに向かった。

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