検索窓
今日:10 hit、昨日:4 hit、合計:25,904 hit

40 ページ40

2月14日




今日は、バレンタインデー



学校全体が少し、浮き足立つような日



私も例外ではなく…


昨日、有咲と作ったお菓子をいつ渡そうかと考えている






やっぱり帰りに誘って?

いや、でも今日もNEXT3人で帰ると思うし……


だからって、ふつーに○○に来てください。とかも恥ずかしい




いや、ここで恥ずかしいとか言ってたら渡せないんだけどね








有咲「おっと〜 恋する乙女はいつ渡そうか悩んでいるようですな」



「びっくりした」



有咲「帰りは?」



「NEXTで帰るかもでしょ?」



有咲「あぁ〜でもそこぐらいしかなくない?」


「そうなんだけどさ」



有咲「ここは、私が人肌脱ぎますか」


「え?」


有咲「まぁ任せときなさいって」








そう言って、去っていった有咲



信頼して無いわけじゃないけど、怖い









時は経ち、4限目が終わる





NEXT3人は、いつものように屋上で食べるのか教室を出ていく





と、有咲が「今だよ!」って。






ちょっと意味が分からないまま、お菓子を持たされて、教室から追いやられる






今渡せと言うことですね




天堂先輩と日浦先輩は、トイレ行ってて貰ってるから!




と、有咲からのLINEも来ている









私は、屋上のドアの前に立つ



深呼吸をしてから、ドアノブに手を掛ける







陸「あ、光輝と海司!遅かっt」





「…………陸先輩 チョコあげます」


そう言って、綺麗にラッピングされたチョコを差し出す






陸「え、、、、



でも、義理。でしょ?」






「義理だったら、こんなにラッピング頑張りません」








しばらくの沈黙が流れた




めっちゃ恥ずかしい めっちゃいたたまれない


今すぐ逃げ出したい









先に沈黙を破ったのは、私だった







「…………じゃあ、戻りますね」





陸「え?!ちょ、待って!」




ドアノブに手を掛けたところで、反対側の手首を掴まれる









陸「そーゆーことでいいの?」




「………はい」





陸「じゃあ、俺と付き合ってくれませんか?」







「…………え、?」








陸「え、ダメだった?」









「え、だって陸先輩。私の事、好きじゃないですよね?」







陸「いや、俺は好きだよ。由衣ちゃんの事」





「でもそれは、恋愛感情の方ではないですよね?」






陸「いや、恋愛感情です」









ごめんなさい 文字数…

41→←作者から



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.7/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , PRINCEOFLEGEND
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さけるチーズ(プロフ) - マースさん» わぁ!ありがとうございます!その一言で頑張れます!これからもよろしくお願いいたします (2020年10月4日 17時) (レス) id: 4f7eed3313 (このIDを非表示/違反報告)
マース - お話凄く面白いです! (2020年10月4日 17時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さけるチーズ | 作成日時:2020年9月13日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。