PRINCE OF LEGEND

33 ページ32

由衣side



午後







チャイムがなり先生が教室に入ってくる





先生「来月、文化祭あるぞー」





この一言で、クラス内は騒がしくなる






先生「学級委員この時間に色々決めとけよー」







いやいや、先生雑すぎません？







なんて思いながら教室の前へ行く







学級委員に仕事を頼まれたのだから、必然的に隣に、陸先輩が立つ






少しドキドキしながら、声をかける






「はーい なにかやりたいものがある人ー」





お化け屋敷、コスプレ喫茶、屋台、演劇…





エコノミーは割と庶民が集まったクラスだから、出てくる案も、THE普通






去年の文化祭は、朱雀さんや綾小路さんがいて、ものすごい盛大な出し物があった





結局決まったのは、コスプレ喫茶だった







そこからは、役割を決めていく







私は、メニューの考案と、当日のキッチン担当







決まったあとは、そのまま各自で仕事を始めた






私は1人で席につき、メニューを考える









10分後…









30分後…






なかなか思いつかない








コスプレのテーマが、ハロウィンだったからカボチャを使いたい







頭を捻っていると、机に影が落ちる







見上げると、海司先輩だった







NEXTの3人はもちろん接客担当






そのため、衣装を作るための採寸に行っていた






「もう終わったんですか？採寸」





海「うん 由衣ちゃんは…あんまり進んでないね」






なんて言いながら、私の目の前の席に座る







「まぁ ちょっと…」







それから、私と海司先輩は、スマホでお菓子を調べながらメニューを決めていく








結局、カボチャ型のドーナツと、かぼちゃのパフェに決まった






割と簡単そうだったらか、大丈夫だろう









それからは、毎日お菓子の練習など、忙しい日々が続いた









文化祭当日…









――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここは作者の権力で、時を大幅にワープしたいと思います


申し訳ございません

34→←32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す