PRINCE OF LEGEND

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海司side

体育祭が終わり、打ち上げが始まった。

陸からはさっき、俺も好きだわ。と聞か
された

まぁだからって譲るわけないけどね

だから、俺たち3人は石川さんと話して
いる宮崎さんのもとへ向かう。

「お疲れ様！」

そう声をかけると笑顔で振り向く。

宮崎さん「あっ！お疲れ様です！先輩！」

石川さんは驚いて固まっている。

石川さん「ちょっと由衣！いつの間にあんなに
仲良くなってたの？！
ブラック王子は知ってたけどさ！」

宮崎さん「ブラック王子って…。
でも、日浦先輩と天堂先輩とは
ちゃんと話したの今日が初めて
ですよね？」

そう言って上目遣いでこっちを見てくる
宮崎さんは可愛くて。

なかなか返せずにいると、代わりに
光輝が返してくれた。

やっと顔の熱が引いて、顔をあげると
石川さんと目が合った。

石川さんは、陸と俺の顔を交互に見て
何かを悟ったような表情をしてから、

石川さん「あっ私飲み物取ってくるね！」

そう言い去っていった。

残された4人でしばらく喋っていると、

男子「あっ！飲みもんなくなった！」

と、誰かが言うと、

宮崎さん「私買い出し言ってくる！」

そう言って、教室から出ようとする
宮崎さんに続いて陸と俺も、

陸、俺「あっ俺も一緒に行く！」

そう言って、3人で買い出しへ出かけた。

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