訳アリ美少女はＥ組で暗殺やってます！ (ページ4)

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３　若side ページ4

６時間目

始まったよ、始まってしまったよ。

めんどくさい←

しかも、ブニョンブニョンうるさい。

テストも終わった。

うちの席はカルマの左側。

前には愛ちゃんがいる。

にしても、暇ー。

「さっきから何やってんだ殺せんせー？」

「さぁ…。壁パンじゃない？」

「ああ…さっきカルマにおちょくられてムカついてるのか。」

「触手がやわらかいから壁にダメージ行ってないな。」

それな。

ってか、テストの時間に教師がうるさいってどゆことｗ

「ブニョンブニョンうるさいよ殺せんせー！！」

「こ、これは失礼！！」

ひなたナイス！

「よォカルマァ。あのバケモン怒らせてどーなっても知らねーぞー。」

「またおうちにこもってた方が良いんじゃなーい。」

「…。」

バカが何言ってんだか。

「殺されかけたら怒るのは当たり前じゃん。寺坂、しくじってちびっちゃった誰かの時と違ってさ。」

「ちびったのｗ」

「な、ちびってねーよ！！テメ、ケンカ売ってんのか！！」

「こらそこ！！テスト中に大きな音を立てない！！」

「さっきまでうるさかった殺せんせーがよく言うよ。」

「ごめんごめん殺せんせー。俺もう終わったからさ。ジェラート食って静かにしてるわ。」

「あ、うちも終わったー。カルマ、うちにもプリーズ！」

「ダメですよ、授業中にそんなもの。まったくどこで買ってきて…そっ、それは昨日先生がイタリアに行って買ってきたやつ！！」

「買ったの殺せんせーかい。」

「あ、ごめーん。教員室で冷やしてあったからさ。」

「ごめんじゃ済みません！！溶けないように苦労して寒い成層圏を飛んできたのに！！」

「へ……。で、どーすんの？殴る？」

カルマはジェラートを舐めながら殺せんせーを挑発する。

「殴りません！！残りを先生が舐めるだけです！！」

「それはやめい！」

“バチュッ”

音の正体は、殺せんせーが足替わりにしている触手が数本溶けていた。

床には、たくさんの対先生ＢＢ弾。

「あっは―――まァーた引っかかった。」

３発発砲。

が、もちろんかわされる。

「何度でもこういう手使うよ。授業の邪魔とか関係ないし。」

席を立つ。

「それが嫌なら…俺でも俺の親でも殺せばいい。」

「……。」

「でも、その瞬間からもう誰もあんたを先生とは見てくれない。ただの人殺しモンスターさ。」

ジェラートを殺せんせーの服に擦り付ける。

「あんたという“先生”は…俺に殺されたことになる。」

文字数ヤバいので次行きます!