私の友達、ジュンくん。 (ページ4)

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私の友達のジュンくんはモテる

今日も告白されてた

今日は男子バスケ部に入部した、可愛いと言われている1年生のマネージャーだ

どうだったのかな、OKって言ったのかな

ジュンくんの事を想うといつも胸が苦しくなる

もし付き合ったら私と関わる事が失くなるよね

頭の中が嫌なことで埋め尽くされていると首にヒヤッとした物が当たった

『ひっっ、え、何？』

後ろを振り向くとジュンくんが水とミルキスを持っていた

「はい！これ、Aちゃんミルキス好きだよね」

『あ、ありがと』

だめだ、今のジュンくんの前だといつもの顔に成れない

「どうしたのAちゃん、浮かない顔して」

このままだとずっとモヤモヤしたままになるから正直に聞こう

『ね、ねぇジュンくん、告白の返事何て言ったの？』

「告白？んーーー、断ったよ」

『へ、へーーそうなんだ』

そう言ってジュンくんがくれたミルキスを飲む

只でさえ甘いミルキスは今日は何故かもっと甘く感じた

私の友達のジュンくんはいつも告白を断る