僕と君の歩いた道 (ページ3)

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悲しい笑顔ページ3

あや「あ、来た来た!はい、Aー」

「ありがとっ」

あやからアイスを受け取る。
すっごく美味しそう。

店員「あの、こちらは?」

sd「あ、僕です!僕です!って、え。」

いきなりサンドゥルが停止。
いつも煩いサンドゥルが固まるのは珍しいくて

「え、サンドゥル?」

あや「おーい」

br「どした?って、ヒョンじゃん」

あや「ヒョン?」

バロの言葉にすかさず反応するあや。
私たちは全くついていけない。

店員「お、サンドゥルにバロ。久々だな」

サンドゥルの頼んだアイスを持っていた男性が
バロの言葉に返事をかえす。

あや「え、どうゆう関係⁉︎」

sd「ヒョン、こんなところで働いてたの⁉︎」

やっとサンドゥルが喋り出す。

「え、ちょ、どゆこと?」

全く話が理解できない。
聞くところによると、あやが惚れてる
店員さんはシヌゥって人で。
バロやサンドゥルと仲がいいらしく。
結構遊んだりもしてるみたい。

cn「ここ、俺の姉ちゃんの店でさ」

サンドゥルにアイスを渡しながら言う。

あや「嘘…知り合いだったの⁉︎」

「知らなかったー」

あまりに繋がりすぎてておどろいた。
でも凄く優しそうな人で。
またおいでって言ってくれた。

あや「あー。私としたことがー」

「まあでも仲良くできそうだね?」

気まずそうなあやに苦笑いすると。

sd「次行ったらヒョンの奢りだね!」

あや「あんたは…食べ物しか頭にないの⁉︎」

sd「え、え、なんで僕怒られてるの?」

ばしばしと肩をしばかれるサンドゥル。
そんな姿を見て、私は。

「相変わらずだね?」

って、バロに話しかけた時。
バロが眉間にシワを寄せているのに気付く。

「バロ…?」

腕をつついてみると。

br「え、何?」

はっ、と我に返ったような反応。
そんなバロが少し心配になって。

「大丈夫?」

br「あ、あぁ」

眉を下げて優しく笑うバロ。
その笑顔は悲しく見えた。