ここに、青春宣言【d!】 (ページ4)

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4月某日私は雫と実況学園へと向かっていた
そう、“われこい”の始まり
入学式に出席するために…

雫「楽しみだねぇ～！入学式！二人で入学出来るとは思ってなかった！」

　『そう………だね……うん…………はぁ』

雫「どうしたのA～このあいだから元気ないけど…大丈夫？」

さすが雫、美人でしかない。好き

　『大丈夫！なんだか緊張してきちゃって！』

雫「そうなの…？確かにあの学園すごいもんね！なんか…色々と」

そう、私達が入学する実況学園ではまさに乙女ゲームの舞台ですよ！という要素がてんこ盛りなのである

まずは服装
制服が可愛いすぎる
こんなん現実じゃあ許されんぞと思うほど緩いし、かわいい
そして制服の着崩しがすごい
パーカーはまだしもヘルメットとか頭おかしい

そして学校の見た目
びっくりするほどデカいしすんごい綺麗
THE学園って感じの見た目してる

そして極めつけは………あれだ

　『学校見えてきたね』

雫「ほんとだ！…ねぇねぇあの人だかりなに？すごいいっぱいいるけど……？」

　『あ～………なんだろね』

そう、生徒会親衛隊(非公式)だ
こういう話にありがちな親衛隊…ファンクラブがわれこいにはでてくる
お察しの通り、この親衛隊がわれこいではヒロインの邪魔をしてくるのだ
なので決まった悪役などはおらず、ルートによって悪役となるモブが変わる

だか、どのルートでも変わらない設定がある
その設定は…

？？「あっ！！！雫ちゃーん！！」

雫「ん…？あっ！れいかちゃん！おはよう！」

そう、ヒロインの親友
好感度を教えてくれるキャラが雫なのだ

れいか「はじめまして！えっと…雫ちゃんのお友達？」

雫「そうよ～私の親友なの～！」

　『はじめまして小豆沢Aです！同じ1年生だよね…？』

れいか「そうだよ！雫ちゃんからよくお話聞いてるよ～！仲良くしてね！」

いや、知ってるんですけどね！？
なんなら貴方のプロフィールも全て知ってますけどね！？
……いや、この言い方はキモいな

れいか「一緒に行ってもいい？」

雫「A…いい？」

　『もちろんいいよ！いっしょにいこ！』

れいか「やった！じゃあクラスみにいこ～！」

雫「………でもこの人だかりどうする？」

　『あ～……………迂回しよっか』

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とびます