第八話 ページ8
「俺は…アルト、そうよんでくれ
博士の実験機第一号だ」
・・・・・・・・・・・・・・・
部屋を探していると幹部の情報や
国王の情報、この国の兵器や情勢はたくさんあった
だけど、加護に関する資料が1つもない
見つけた情報をUSBメモリに保存して奥にある小さな扉へ行ってみようかな
ガチャッ……ギィ……
ゆっくりと扉を開けると中には青い髪の青年？がいた
その人がゆっくり目を見開く
まずいっ、見つかった…
???「コンニチハ」
「ぇ？…えっと…こんにちは」
???「モットナメラカでないトいけまセンでしタネ…こんにちは」
「え…？こ、こんにちは」
???「この性格では親しまれにくいと判断…設定を変更します…」
「は、はぁ…」
???「よっ、どこの子だい？」
「……………変わりようすご…」
???「返事なしかぁ…
俺はアルト、そうよんでくれ
博士の実験機第一号だ」
そういって彼は微笑んだ
「じっけん、き…？」
アルト「おう、俺はメンタルケアのアンドロイドだよ。現にお嬢ちゃん疲れてるだろ？だから俺が動いたんだ」
「そう、ですか」
アルト「かたっくるしい敬語もなしな！」
なんだ、この毒気を抜かれるようなのは
いや機械か
「では、私はこれで」
アルト「お、おい、もういっちまうのか…？」
「っぐ…」
え、犬耳が見える…
「明日、明日またきます」
アルト「嘘だ、お嬢ちゃんどっかいっちまうだろ…」
まるで俺も連れてってくれと言わんばかりな顔をして…
ごめん、皆…私は犬が好きなんだ！
犬じゃない？犬でしょ、こんな可愛いんだから！
「一緒に、行きますか？」
アルト「…っ！おう！」
これが、彼との出会いだった
もしかしたらこれは私が彼を、アルトを殺すまでのもう一つの物語かもしれない
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miyu - とってもおもしろくてなおいろんなことが気になる作品です！更新楽しみに待ってます！ (2022年7月2日 11時) (
レス) @page6 id: d31b8a1852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pice | 作成日時：2022年6月20日 13時
