君の気持ちが理解できたら【wrwrd】【tn】 (ページ7)

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第七話ページ7

ゆっくりと上がる黒煙

泣き叫ぶ人々

崩れ落ちる建物

頬に伝う水

倒れている仲間

そして近くにある赤いマフラー

己の手は赤くそまっており、剣を握る余力が残っているのかすらも分からない

これは…なんなの…

自分の目の前にはきらめく愛剣をもって人々を殺戮していく赤色の彼の姿がある

なんで

どうして

　

　トントン

「っは………はぁ、はっ………」

「あれ、私…」

とても、嫌な夢を見た気がする
でも夢だけだと片付けられないような…

「あー…もうほんとにだめだ、今日は潜入なんだからしっかりしなきゃ」

インカムや普段から使っている武器を点検して太もものホルダーやポシェットにしまう

「よし、いくか」

いたって普通に、コソコソするのが一番疑われるから

教えてくれたのは確かチーノだっけ

「っと…」

城の裏手からダクトに入ると記憶や知識を頼りにダクトを進む

ふとダクトの下をのぞき込むと

研究員1「なにしてるんだ！こんなんじゃ市場にはだせない！」

研究員2「もうそれしかないんですっ、」

研究員1「こっの…っ」

最初に叫んでたおじさんが大声を出すと加護が集まってきておじさんの周りをフヨフヨしはじめた

あいつら、音にも反応するのか

さっきよりも音を立てないように慎重に進んでいくとすこし暗い部屋に辿り着いた

人もいない、加護もいない

よっしゃ入るか←

ダクトを少しばかり開けて中に入ると中は青い光で満ちていた

フラスコとか実験道具っぽいものもあるし
さて、探してみますか

加護と幹部とこの国の情報いただきますね

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こんにちは…？
スマホを没収されていたPiceです
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