しゅごキャラ！パロ 俺のココロ解除(アンロック)！ 13

3 ページ37

音無は一緒に謝ろうと言ったが夜月はこれは自分自身の問題だと言って断った。
夜月は音無の初めての友達であるマリウスや優希がこのことを知って音無が
嫌われるのを嫌がった。

小さな頃に大好きだった両親を事故で亡くして笑顔を失った音無の初めての
友達を自分の所為で失ってまた傷付いた姿を夜月は見たくなかったから。


数日後、オフだった夜月とレイムは宝塚歌劇団の劇場に足を運び
公演が終わって優希とサファイアが出てくるのを待った。


レイム「あっ！夜月！あの子！」
夜月「あ、あの・・」

優希「・・・」
サファイア「あっ！優希ちゃん！待って！」

公演が終わって出てきた優希をレイムが見つけると夜月は勇気を振り絞って
優希に話しかけようとしたが優希は夜月を無視してスタスタと早歩きで
通りすぎていった。


だけど夜月は諦めず毎日毎日・・劇場へと足を運んで優希に話しかけようと
するが優希は夜月を無視し続けました。


そんなある日、いつものように劇場へと足を運んで優希を待っていると
優希が出てきました。

夜月「ま、待って・・」

サファイア「またあの人だ・・(´･_･`)」
優希「サファイア行くぞ。」

夜月は今度こそと思い勇気を振り絞って優希に話しかけようとしたが
優希は夜月を無視してスタスタと早歩きで通りすぎようとした。


夜月「ま、待て！俺の話を・・」


優希「お前の話はマリウスから聞いた。サファイアを、皆のココロのたまごを
Xキャラにしたヤツの話なんて聞きたくない。二度と私達の前に現れるな。
夢にも言っといてくれ。短い間だったが友達になってくれてありがとうとな。」


夜月「(イラッ！) 分かったよ！もう此処には来ねえよ！
でもこれは俺の問題だ！夢はなんも関係ねえだろうが！ふざけんなよ！」

レイム「よ、夜月・・(；ﾟДﾟ)」

実は優希は最近夜月が劇場で出待ちしている夜月に困っていることをマリウスに
相談をしていた。その際にマリウスからサファイアがXキャラになった経緯を
聞いた時にふと音無のことが頭に浮かんだ。マリウスや自分以上に世間離れ
している音無が気になってマリウスに聞くとマリウスは言いづらそうに
音無も夜月と同じ元イースターの所属でエンブリオ計画をしていたが
今はイースターを辞めて改心していると話したのだ。

それを聞いた優希はショックを受けた。今は改心していると知っていても
サファイアや沢山のしゅごキャラ達がXキャラになった姿を知っているから。

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す