しゅごキャラ！パロ 俺のココロ解除(アンロック)！ 6

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大野はテレビに映っているJr達の中にいる一人を指指した。

大野「このパニクって振りが分からなくなってるのが俺なんだ。」
マリウス「えっ！？この子が大野くん？」

大野「そう、まだジャニーズJr.になりたての中2の頃の俺。
大音量の音に驚いて頭が真っ白になっちゃった初めて
のテレビ出演映像。俺の苦い思い出。」

大野はそう言いながら苦笑いしてみせる。


大野「それで、今の松島くんみたいに上手く踊れなくて落ち込んでる
時にシアが生まれたんだ。」

松島「今の俺みたいに・・？」


シア『上手く踊れない子は踊れる子にキャラチェンジすれば？』

大野「・・って言っていきなり体が勝手に動くんだもん。突然の事で
パニクるし、キャラチェン解けて転んで頭打つし最悪だよ。」

シア「手助けしてやったのにその言い草はないだろう。」
イロハ「シア落ち着いて！(^_^;)」


松島「大野くんはどうやって此処までダンスが上手くなったの？
どうやったら自分に自信が持てる？」

ヨツバ「聡くん・・。」


大野「ん〜、ジャニーズの先輩達やジャニーズ以外の色んな
アーティストさんのダンスビデオを沢山見て勉強したかな。」

シア「自分自身に自信を持ちたいのならもっと沢山練習して
自分だけのダンスを見つけるしかないだろ？
桃栗三年柿八年というぐらいだからな。」


マリウス「もも・・くり？」
カンパ「何それ？」

ヒカリ「日本のことわざだよ。木を植えてから成長して実が成るまでに
桃と栗は三年、柿は八年の年月が掛かるように何事にも努力を
しても実力がつくまでに相当な年月が掛かるという意味だよ。」


松島「えっ？そ、それじゃあ・・」

大野「シア、ヒカリ、お前ら一旦黙ろうか？(^言^)」
ペイン「まあまあ、落ち着いて！」


大野「だから今から練習するんだよ。
まずは、ヨツバちゃん！松島くんとキャラチェンしてみて！」

松島「えっ？」
ヨツバ「で、でも・・」

大野「舞台がもうすぐなのはさっき聞いて知ってるから
時間は取らない。まず松島くんに大事なのは自信を
持って踊れるようにする事。」

松島「はい・・」

大野「少し荒療治になるけど感覚を掴むのが一番近道なんだ。
だからヨツバちゃん、キャラチェンお願い！」


ヨツバ「聡くんの為ならヨツバも頑張るよ！
聡くん！キャラチェンジ！！」

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