物間の双子の妹はA組らしい【ヒロアカ】 (ページ12)

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コンビと対戦相手はそれぞれくじ引きで決めることになった。ただ、クラスは奇数だ。つまり、どこかのグループが3人、または誰かが2回戦する必要がある。八百万がそのことを質問すると、オールマイトは少し考え込んだ後に口を開いた。

「そうだな……敵側3人ヒーロー2人の一組を作ろう。人数差がある場合を想定し、柔軟な対応ができるかこれがミソになってくる」

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くじ引きの結果、物間・葉隠・尾白 vs 轟・障子が人数差がある場合を想定したグループとなった。

「葉隠さん、尾白くんよろしくお願いします。」

「Aちゃんだよね〜！うんよろしくね！」

「そういえば、俺物間さんの個性知らないんだけどどんな個性が作戦のため聞いてもいい？」

「他人の個性をコピーする個性よ。発動条件はコピーしたい相手に触れた上で発動条件の把握する、って感じかしら。」

「じゃあ例えばなんだけど、俺の個性もコピーできるってこと？」

「ごめんなさい。尾白くんと葉隠さんの個性は今の私じゃ難しいわ。それに……今回の相手私たちと相性悪いかもしれないです。」

ヒーロー組は轟と障子。正直轟が対戦相手にいなければどうとでもなった。広範囲で個性使用が可能となったら今からの私たちに勝ち目は正直言ってない。

「でも、やれるだけのことはしましょう。このまま引き下がるなんてかっこ悪い姿ヒーローにふさわしくありませんものね。」

「おっけー！じゃあ私も本気出すわ。手袋もブーツも脱ぐわ」

「は、葉隠さんそれは女の子としてどうなのかしら。」

「み、みちゃだめだからね？」

思い出したかのように言った葉隠だったのだが、彼女の個性は『透明になる』と言うもの。尾白は「見えないから！」と即座に否定していた。