寂しい ページ10
山田 side
大ちゃんが口付けてきた、でもなぜか 嫌だという感情は出てこなかった。
また大ちゃんに喰われると思うと体も熱くなる、でもそんな俺をよそに大ちゃんはキスをやめて優しくベッドに座らせてきてご飯を渡してくる。
大ちゃんらしくない。俺を初めて襲ってきた日あの日は乱暴で大ちゃんが怖いなんて思った。でも今の大ちゃんは優しすぎて大ちゃんらしくない。それに俺も変なのか大ちゃんの事を求めてる。
そう思うと大ちゃんの顔が見たくてベッドを立とうとするけど鎖のせいで上手く体に力が入らなく立てない。何度か試し、むち打ちになりながらなんとか立ち上がり大ちゃんが出ていった扉に向かう。
大ちゃんの優しさなのか鎖は少し長くて扉まではたどり着いた。扉を開け大ちゃんと呼ぼうとした。でも扉の向こうから彼の泣き声が聞こえてきた。
なんで泣いてるのか疑問に思った。でもそんな彼を1人に出来なくて優しく扉を開けた、すると壁に寄り掛かり体操座りで泣く彼の姿が見えた。そして、くっそと声を荒らげながら壁を殴る大ちゃんの姿を見たら俺まで泣きそうになって、大ちゃんの元へ行こうとした。
でも鎖はそんな長くなくて扉より先は行けなかった。
鎖のガシャンと音だけが響いた。
それに気づいた大ちゃんが え、山田？と驚いた顔を浮かべ俺を見てくる。
ああ、俺大ちゃんの事好きかも。でもその感情は今はまだ彼には隠したい。だって大ちゃんに縛られて乱暴に抱かれるの好きなんだもん。
大ちゃんもいかれてるけど俺もイカれてるね。
だから驚いてる君に 大ちゃん何泣いてんの？大ちゃんっぽくないよ。気持ち悪い
なんて素直じゃない俺は君にそう告げる。でもねこういうと大ちゃんは短気だから怒って俺のこと抱こうとするでしょ？
有 「 涼介？今なんて言った？ 俺に気持ち悪いって言ったんだからお仕置きしないとね？ 」と俺を抱っこしてベッドに連れていく。そして寝かされ大ちゃんが上に覆い被さってくるから。 「やだ、離して！」と抵抗するフリをする。
有 「涼介が悪いんだからな？」とキスが降り掛かってくる。
ほら、大ちゃんが襲ってきたでしょ？
俺の方が大ちゃんの事知ってるよ。
だって、俺さ 〇〇〇〇〇してたんだから。
続く
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苺 milk(プロフ) - もんじゃなもんじゃーらもんじゃーなさん» 嬉しいです！有難うございます。更新頑張ります。これからも作品をよろしくお願いします！ (2020年4月5日 11時) (
レス) id: 20b0f5b11d (このIDを非表示/違反報告)
もんじゃなもんじゃーらもんじゃーな - お話すごく面白いです、っというかタイプです！無理なさらない程度で頑張ってください！更新待ってます！ (2020年3月27日 1時) (レス) id: ddca7c732d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺 milk | 作成日時：2020年2月3日 18時
