感情に出すことが苦手な少女は呪術高専に入るらしい 呪術廻戦

episode19 ページ25

あれから何本 下手したら何十本も映画を見てきたからかようやく虎杖の呪力も安定してきた

学長のぬいぐるみも気持ちよさそうに眠っている

五条「悠二、A」

いきなり悟に名前を呼ばれて虎杖ら一瞬ビクッと驚き殴りると思いきや、ぬいぐるみは眠ったままだ

五条「2人とも出かけるよ」

虎杖「えぇ！？」

五条「課外授業 呪術戦の頂点
領域展開について教えてあげる」

領域展開！！
呪術師としてやっていく中で領域展開ができるのとできないのでは大きな差ができる

もちろんまだ私も取得できてはいないので、この授業は虎杖はもちろん私にとっても貴重な時間だ

五条「それじゃ、外に出ようか」









五条「建学の虎杖悠二くんと蕾先Aちゃんです」

気がついた頃には悟にトばされ湖らしきところに来ていた


私達の奥には富士山のような形をした呪霊がいた
今までの呪力とはケタ違いだ...まさか特級？

「なんだそのガキは盾か？」

五条「盾？ちがうちがう言ったでしょ見学だって ｣


虎杖「なぁ蕾先 なんで俺ら沈まねぇの？」

「いやそれ思った」

なんかの呪力が流れ込まれてるとかそんな感じ？


「自ら足でまといを連れてくるとは愚かだな」

呪霊のド正論に対して悔しさ半分納得半分の感情となった
けど悟はなんとも思わないように笑い

五条「だって君弱いもん」

語尾にwが何個もつきそうな勢いで呪霊を煽った
それに対して不満しかない呪霊はブチ切れて噴火した

噴火とかリアル富士山かよウケる

なんて言ってる場合ではないこの呪いは少なくても私が今まで見てきた中でも上位1位2位を争うほどのレベル

少し気が抜けただけでも殺されてしまう

虎杖と同じ心情らしく冷や汗を垂らしていた

そんな不安な私たちの頭に悟は安心させてくれるかのように手を置いた

こんな空気の中言うことじゃないけど相変わらず悟に撫でられると落ち着く

五条「大丈夫僕から離れないでね」

あぁ、たまにこうやってカッコイイところ見せるのほんとずるい

そんな中呪霊は指を構えた

「領域展開 蓋棺鉄囲山」


やつがそう唱えると景色がズラリと変わり
綺麗な湖から一瞬で火山のような場所となった

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