最強の妹は自由を駆ける【東京リベンジャーズ×呪術廻戦】

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ASIDE

タケミっちと約束の日、私は公園のベンチを指定した。
・・したくせに遅刻というね
いや、しょうがなくない？プロ野球日本シリーズ最終戦は見逃せねえよな！？(実は野球好き)

一応小走りで公園へ向かう。

「や、おまたせ！」
武「Aさん！いや、全然大丈夫っスよ！」
「いい子！」

ちょーっとの遅刻でブチ切れの野薔薇とかゴミを見る目で見てくる恵とは違う。

武「それでその、話って、何すか？？」
「そうそう！それね！
そろそろ答え合わせがしたくてさ！」
武「答え合わせ？」

タケミっちは首を傾げる。
私はもう、君に初めて会った時から聞きた事があって、そこから積もりに積もってるんだよ、色々

「そうだなあ、まず、



12年後の未来の私は何してるのかな？？」

武「、、え、！？」

な、なな、何言ってるんスか！？って慌てて否定するけど、もうここは私の中じゃ決定事項なんだよね

「ははっ、まずは私から話した方が良さそうだ

私はね、実は人生二周目なんだよね
一度しっかり死んで、そして目が覚めたら小学生からやり直し。というか生まれ変わった感じかな？
見た目も意識も確かに私だけど、生きる世界は違ってた。私が生きてた世界はーーー」

それから、私が生きてきた世界、つまり呪霊の事、術式の事、目の事、呪術師だったことを話した。

最初は何言ってんだこの人？って信じてなかった様子のタケミっちも、次第に真剣になって聞いてくれた。

武「つまり、Aさんはあの喧嘩賭博の時から俺がタイムリープしてた事がわかってたんですか！？」

「いや、そこまでは分かってなかったよ。ただ中学生の筈の君の年が26歳だった。おかしいよね
そこから、長内クンの時やドラケン、場地の時も、君は必死に守ったし立ち向かった

君は戦う為にここに来たんだね」

武「っでも、場地君を救えませんでした
俺、分かってたのに！」

「大事なのは結果じゃないよ
君の行動は確かに誰かに届いてる
私とかね」

するとタケミっちは泣きながら話し始めた。
ヒナが死んだニュースを見て、電車のホームで落とされた事が始まりだった事、そこから未来と今を行き来して何とかヒナを死なせないように戦ってきた事。

「未来の東卍は犯罪組織！ウケるね」
武「ウケませんよ！」


「事情は把握した。まあでも、私は変わらず自由に過ごすつもり
私の力を借りたかったら遠慮なく言ってね」

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