グランツライヒの幻の王女様

Episode 5 ページ7

マクシミリアン ｢あーあ。毎日暇っすね先輩〜。｣


ルートヴィヒ ｢馬鹿者！暇だということは毎日この国が平和だということだ！！｣


マ ｢早く出世して派手な仕事につきたいな。｣


ル ｢門を任されるのは名誉なことだ！！それに今日は他国から来客が来るみたいだぞ。｣


マ ｢へぇ〜可愛い子がいいっすね〜先輩。｣


ル ｢まったくお前は……｣



ｷﾞｨｨ……



マリア ｢ルーナはまだかしら…｣



ル ｢王太妃殿下！！｣


マ ｢王太妃殿下、どうしてこちらへ？｣



マリア ｢本日帰ってくるルーナを迎えに来たのよ。｣



ル ｢他国からの来客とは…まさかっ…｣


マ ｢も、もしかして…｣


｢｢幻の王女！？｣｣


マリア ｢聞いていなかったの？｣


ル ｢本日の新聞にはこう書いていたので…｣


『幻の王女はいつ帰ってくるのか！？
未だに戻って来ない第一王女ルーナレシア・フォン・グランツライヒ……』


マリア ｢まぁ。新聞社にも知らせたはずなのに…｣



ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ



マリア ｢まぁ！来たみたいね！｣

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