11話 ページ11
一年の過程が幕を閉じ
新しい季節に向かう為の準備期間
今は爛漫の春休みです。
燈「ただいま!!
久しぶりだね、姉さん!!」
騒がしすぎる奴も爛々と帰省してきた
母「あらあら、相変わらず元気ねぇ。 Aは自分の部屋にいるわよ?
そして、母さんと父さんが目の前にいるのだけども“ただいま”は?」
燈「母さんも父さんもただいま!
ごめんね、優先度的には姉さんが一番だからさ!」
父「ははは、相変わらずの親不孝ぶりだなぁ。
姉さんが存在するのは母さんと父さんがラブラブなおかげなのに」
母「やだ〜、お父さんったら恥ずかしいわ〜」
燈「その事については多大なる感謝はしてるよ! ありがとう、ラブラブ夫婦!!
でも、それとこれとは話が別だよね?
起源よりも今を生き今の造形を保っているのは姉さん本人の賜物でしょ?
だから姉さーーーーん、その麗しい姿を現して!!」
『…うるさ』
家族総出でうるさい
燈「今日は姉さんに会わせたいお客様も一緒なんだから!」
誰よそれ
『どうせ
僕が認めた許嫁だとかふざけたこと言って
そこら辺の人連れきたんでしょ、ほんと迷惑千万…』
「ご名答♡」
『……は』
ガチャリとノックも無しに開いたドアを
せっかく勉強してたのに…と、気怠く向き合わせると
「Aの部屋入るのなんて何年ぶり? 相変わらずさっぱりしてんね」
そこには
『佐野さん家の万次郎君』
恐怖の悪夢から出てきた、と叫びたくなるくらいレアな人
昔馴染みが現れた。
▼お久しぶりです!
Twitterにも上げましたが本作品の更新頻度を月1更新にします!
お待たせして申し訳ございません。 何卒、ご容赦願います!
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作者名:graybear | 作成日時:2023年5月7日 22時