114話 ページ28
Aside
『あっついねぇ…夏真っ盛りだ』
8月も中旬に差し掛かろうとしている
蒸し返すような渋谷の暑さは毎年のことでも
やっぱり滅入ってしまう
『今日は何して過ごしてよっか?』
まだまだ言葉を発しない
生まれたばかりの我が子を抱え上げた
『お外に出たい?
そうだね､私も…
去年は神社のお祭りにも行けたのに
今年は何だか､息苦しいね｡
こんなに暑いから､尚更そう感じるのかもね』
私は幼少期から続けてきた合気道が軌道に乗り
道場を開設した
小さい頃から近所にある空手道場を経営していた方が
随分前にお亡くなりになられ
最近まで売り地になってた
幸い状態も悪くないことから
簡単なリノベーションだけで建築費は抑えられたのが
嬉しい誤算だ
もちろん､私一人でまだ未熟者なこの年齢だし
子供もいる状態だとかなり厳しかったので
代表は古くからの合気道仲間で私より5つ上の男性だ｡
子育て中は体力の回復も兼ねて､師範代理を務めている｡
子供がもっと成長してくれたら
他の仕事や組合の仕事を請け負いたいと思いつつ
今は8割くらい主婦をこなしている
『パパはそのまま主婦になっちゃえってうるさいけどね〜』
なんて
つきたてのおもちみたいなほっぺを突く
『心配性なんだから…ほんと､幸せな気持ちになるほどに』
にんまりと笑う私の顔を近づけてみると
私と鏡写ししたような目元はくしゃりと弧を描き
きゃっきゃっ､とはしゃぎ始めた愛おしい子に
さらに自分の目を細めた
▼ またもや知りえない未来の景色
…こちらの事情で更新遅くなったのですが
小説の作風変わったとかではないです! 本編です!!(圧)
ちょっとタイミングが空きすぎてなんのこっちゃの方
ごめんなさい(´･_･人)
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graybear(プロフ) - シルバーさん» 失礼致しました！こちらの不注意で不快な思いをされてしまったのであれば申し訳ございません！こちらオ？りふ？ラはお外ししました！お伝え頂きましたありがとうございます｡ 今後､同じことが無いよう留意致します！ (2022年7月9日 22時) (
レス) id: b4decafeee (このIDを非表示/違反報告)
シルバー(プロフ) - ｵ/ﾘﾌﾗが立っています。外して下さい。 (2022年7月9日 21時) (レス) id: 4df619e2e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：graybear | 作成日時：2022年7月9日 20時
