遠くから眺めておきたいのになんで巻き込んでくるのかな？！【Prolog】 (ページ8)

今日:16 hit、昨日:10 hit、合計:6,540 hit

･ページ8

それより…

『長い夢だった……』
学園長「さあ闇の鏡よ！この者をあるべき場所へ導きたまえ！」
闇の鏡「…………」
学園長「ゴ、ゴホン……もう一度。闇の鏡よ！この者を……」
闇の鏡「どこにもない……」
学園長「え？」

え？ない？
ちらっと横にいる女の子をみるとやっぱりかとでも言うような顔をしていた。何か知っているのか？

闇の鏡「この者のあるべき場所はこの世界のどこにもない……無である。」
学園長「なんですって？そんなこと有り得ない！ああ、もう今日は有り得ないのオンパレードです。」
闇の鏡「…………」
学園長「私が学園長になってから、こんなことは初めてでどうしていいか……。そもそも貴方どこの国から来たんです？」
『実は……』
学園長「……聞いたことのない地名ですね。」
？「そりゃ、闇の鏡はこの世界のどこにもないって言ってたからね」
学園長「あ、あぁ、確かにそうですね」
？「それに私も同じ出身者ですしおすし」

え？？！！同郷？！

学園長「えぇ？！」
『でも髪色とか目の色日本人じゃありえないよ…』
？「え？私茶髪茶目のは……髪真っ白？？！！目、目は？！！！！！」
『あ、青…』
？「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ？？？？！！！！！！」

そりゃビックリするよね、突然知らないところに来たと思ったら容姿が変わって。

学園長「ふむ…もしかするとあなたには魔力がありますのでその影響で容姿が変わってしまったのかもしれません。まぁそれは良しとし、私は世界中からやってきた生徒の出身地は全て把握していますが、そんな地名は聞いたことがない。一度図書館で調べてみましょう。」