遠くから眺めておきたいのになんで巻き込んでくるのかな？！【Prolog】 (ページ15)

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おまっ、巻き込むなよ！ページ15

なーんかやな予感。
逃げ((ｷﾞｭｯ… 逃げられない…ユウちゃんに馬鹿力で掴まれてて逃げられない。助けて！ドラ〇もーん！

ハートの女王の像が黒焦げになった。
そして窓拭き100枚。

私も一緒に。

『なんで！！！！！！！』

私は今狸と爆発頭にチョップをやった。少しは反省しろ。まだ満足出来てないけどユウちゃんに止められたからやめた。ユウちゃんに感謝しろよ。

エース「おまっ！ほんと見かけによらず馬鹿力だな？！？！」
グリム「鞭を喰らってすぐ拳骨は痛くて仕方がないんだぞー！」
ユウ「ごめんね、1人は怖いからって無意識に腕掴んじゃって……」

絶対無意識じゃないよ、あの馬鹿力。でも可愛いから許す。

『てか見かけによらずって何？もう一度喰らいたいの？』
エース「ううううう嘘だから！冗談だから！！！」

＿大食堂

グリム「１日中掃除してもうクタクタなんだゾ～……それなのに、これから窓拭き１００枚だなんて……」
ユウ「これに懲りたら大人しくしなさい」

そーだ！そーだ！私まで巻き込んだんだからな！
そういえば私のクラスは1年B組。そう、エペルとジャックと同クラなのだ。幸せだった。天国。安心安全。A組だったら学園長脅し…とお話しようと思ってたけど必要なさそうだ。それより…

グリム「それにしてもあのエースってヤツ、遅いんだゾ。オレ様を待たせるとはいい度胸だ！イライラ！」
ユウ「…………」
『…………』
グリム「………… いくらなんでも遅すぎるんだゾ！？まさかアイツ、逃げたんじゃないだろーな！」
ユウ「ありうる…」
グリム「罰をオレ様たちだけに任せて逃げるなんて許さないんだゾ！行くぞユウ、ルカ！エースをとっ捕まえて窓掃除させてやるんだゾ！」

残念だが私は安全のためここで窓拭きをしておく。

『2人で行ってきな。入れ違いにでもなったら大変だし。』

ユウ「分かった」

きっと私の考えわかったな。