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コンビニで卵を買って、また隣を歩く。
あの日出会った道を通り過ぎると、何やら騒がしい。
…警察？
見れば、自転車に乗っている人と話している警察官。
その内の一人と、目が合った。
村上「あ！すいませんね〜ちょっとお話ええですかっ？」
『え…あ、はい』
八重歯の彼が人の良い笑顔で私たちの元へと歩いてくると、隣にいたすばるくんが嫌な顔をする。
それを不思議に思う暇もなく 自転車の人と別れたもう一人の警察官がこっちに近づいてきた。
二人はパカリと警察手帳を見せてくる。
刑事さん、なんだ。
横山「僕ら警察のモンなんですけど、ちょっとお聞きしたい事がありまして。」
村上「ほら、最近あったでしょ？
___例の
_ｶﾞｻｯ
通り魔、の言葉を聞いて すばるくんの持つビニール袋が音を立てた。
刑事さんは特に気にする様子もなく 話を進める。
村上「この間の日曜、隣町で事件が起こったんですわ。それが今回の通り魔と同じ犯行手口でね。
俺らでパトロール兼ねて聴き込みしてるんですけど…」
横山「ご協力、お願い出来ますか？」
有無を言わさぬ剣幕で詰め寄られ、悪い事などしていないのに何故か焦ってしまう。
本物の刑事さんに問い詰められたら戸惑うのは普通なのかな。
返答に困ってすばるくんを見ると、彼はいつものすました顔でで「いいですよ」と答えた。
村上「赤いレインコートを着た人物に心当たりは？」
渋谷「ないです。」
村上「じゃあ、何か怪しい人物を見た事は…」
渋谷「それも、ないです。」
村上「そうですか。……お姉さんは？」
『えっ』
すばるくんと話していた彼に突然話を振られ、肩を揺らす。
村上と名乗る刑事さんは じっと私を見つめていた。
( __怪しい人物 )
この時、何故か私の頭の中で あの日のすばるくんが浮かんできて。
…ありえないよ、だって、すばるくんだもん。
怪しくなんか、ない。
一瞬思い当たった考えを慌てて振り払って、首を降った。
『……ないです。』
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なっか(プロフ) - ぁぃ岡ちゃんさん» お返事遅くなってごめんなさいorz 村上くんは登場させた時からヤンデレ落ちにしようと心に決めてたので そう言って貰えて嬉しいです！多分この小説の中でマトモなのは横山くんだけです(笑) 新作の方もちまちまと更新するのでこれからもよろしくお願いします＼(^o^)／ (2018年11月29日 7時) (
レス) id: c94037b149 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - 変なタイミングでコメント失礼します。実はこの作品3回以上は読むほど大好きで...！ ヨコもひなちゃんもいいキャラだし、何より殺人鬼とは思えないこのすばるくん！！！もう会えないとかとても悲しいですが、幸せな気持ちにもなって、、！新作の更新も楽しみです！ (2018年11月24日 13時) (レス) id: b0cf436bba (このIDを非表示/違反報告)
のこ - にゅいさん» ほんとそれ。 (2018年6月6日 1時) (レス) id: d930366955 (このIDを非表示/違反報告)
なっか(プロフ) - ∞みきりんご∞さん» お返事が遅くなってごめんなさい(＞＜)はい！フォロバさせていただきました、ありがとうございます！ (2018年2月26日 21時) (レス) id: c94037b149 (このIDを非表示/違反報告)
∞みきりんご∞(プロフ) - なっかさん、青鳥フォローしました！どさくさに紛れて、みたいな感じですが… りゅーかってやつです。 (2018年2月26日 19時) (レス) id: 4856ac329b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっか
| 作成日時：2017年12月19日 12時
