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「あ、はい……。考えたら太刀川さんと…同じになって…しまって…。」

「ふぅ〜ん。そういやさ、尊って銃もしてなかったか?」

「そうなんですけど……まず…、弧月をしたほうが…良いかと思って……。」

「それもそうだね〜。一気に二つだと大変だからね。」

「じゃあさ!いつ銃するんだ?」

「…………えっと……?」


出水先輩がいきなり尊に聞く。出水先輩は何か真剣な表情だ。出水先輩が尊に近づいて、その距離と熱量に尊はざっと後ろに引いた。精神的にも物理的にも。
それを察したのか、柚宇さんが出水先輩を抑えてくれた。

「どうしたんだね、出水くん。そんな事聞くのって珍しいね〜。」

「いや、だって尊の銃ですよ?まだ戦った事無いけど、絶対凄いじゃないですか。」

「うんうん。尊くんだからね〜。」

「だから、尊の銃が出来たら、中距離が強くなるでしょ?」

「そうだね〜。今までは太刀川さんの近距離と、出水くんの中距離でやってきたからね〜。中距離が増えたら援護も出来るから、もっと太刀川さんの攻撃の幅とか、思いっきり戦えるね〜。」

「そうなんですよ!」


……つまり、僕は銃をしたほうが良いのか?
そう考えた尊。しかし二人は尊に気にせずに話す。


「でも。尊の弧月も凄いんですけどね。太刀川さんと互角とかやばいですよ。」

「うんうん。たしか太刀川さんと尊くんの模擬戦成績は……太刀川さん156勝、尊くん123勝だね〜。」

「え!マジすか!?俺は俺は!!」

「出水くんが93勝尊くんが96勝だね〜。出水くん頑張って〜。」

「はぁ!?俺が尊に負けてんの!?嘘だろ!」


柚宇さんがオペレーターのモニターで見ている。そこに成績とか書かれるらしい。出水先輩はどこかへ行った。
尊はそっとモニターを見た。柚宇さんが言ったのは事実らしい。太刀川さんには勝てないが、出水先輩には勝っていた。その他にも細かい勝敗記録が書いてあり、それを見ていると、柚宇さんが言った。


「そういえば……尊くんが弧月と銃を併用して戦うなら、尊くんは万能手になるね〜。」

「…、オール…ラウンダー…?」

「ああ。まだ知らないんだね。万能手っていうのはね〜、攻撃手用のトリガーと銃手か射手のトリガーの両方の個人ポイントが6000ポイント以上になった隊員の事だよ〜。」


そうなのか。……個人ポイント?


「ああ。個人ポイントっていうのはね、簡単に言えば、そのトリガーをどのくらい使いこなせるかっていうのを示すものなんだよ〜。」

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そらちゃんです!!(プロフ) - 超面白いです!頑張ってください! (2020年6月18日 23時) (レス) id: c4f3cb5b0b (このIDを非表示/違反報告)
- はじめましてとっても面白くて一気にんじゃ読いました応援しているので頑張ってください (2020年6月15日 15時) (レス) id: 00e4ce56a8 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - え、唯我?と思ったんですけど、面白いです!更新頑張ってください!!! (2020年5月14日 10時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!!頑張りますね! (2020年5月11日 10時) (レス) id: 5ccde09ab1 (このIDを非表示/違反報告)
迅さんファン - 11話のトレイン体ではなく、トリオン体の間違いでは?この作品面白くて一気読みしました!更新頑張ってください! (2020年5月11日 9時) (レス) id: e76fa4663c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作成日時:2020年5月8日 18時

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